当時B-29を1機作るのに軍艦1隻造るのと同じだけのコストがかかったそうだよ
で今みたいに誘導弾は無いので幾ら高空を飛べたとしても現実に空爆するにはそんなに高空から爆弾投下は出来ない
それに足の長いB-29をサポート出来る長距離飛べる戦闘機が無かった
そんなのでB-29が確か2500機位製造されたんだが500機近く撃墜されている
被弾したりして修理が必要になったのが延べ2700機位に及ぶ
八幡製鉄所の空爆とか何度もやって殆ど失敗している
余りの効率の悪さから軍上層部が激怒している
日本の迎撃戦闘機とか高射砲に結構撃ち落とされているからね
ただし硫黄島が落とされてからは戦闘機の護衛がついてやりたい放題になったけど
だから硫黄島であれだけの激戦が起きたんだよ
それだけ損耗率が高かったので高空から落としても戦果が期待出来る原爆投下に踏み切ったとも言える
これは米軍資料を見れば出てくる事実だよ
対ドイツ戦でここまでの戦力を米軍は注ぎ込む必要は無かったんだよ
米軍にすればドイツ戦の数倍以上の犠牲を出しているからね
だから米軍からすれば欧州戦争と太平洋戦争は別物