1875 樺太・千島交換条約
 全樺太をロシア領、全千島を日本領と定める 

1904-1905 日露戦争

1905 ポーツマス条約
 日本が樺太(サハリン)南半の領有権を得る 

1939-1945 第二次世界大戦

1941/4 日ソ中立条約

1941/12/8-1945/8 太平洋戦争

1945/2 ヤルタ協定(米・英・ソ)
 秘密条項としてドイツ降伏後3ヶ月以内のソ連の対日参戦を決める

1945/4 ソ連、日ソ中立条約破棄を日本に通告
 ただし規定では条約は破棄通告後1年間は有効
 
1945/5/7 ドイツ無条件降伏

1945/8/8 ソ連、ヤルタ協定に基づき、日ソ中立条約の規定を無視して、日本に宣戦
 中国東北地方をはじめ、朝鮮・樺太に軍をすすめる

1945/8/14 日本、ポツダム宣言を受諾して降伏し、15日国民にも明らかにし、第二次世界大戦終了
 ソ連に降伏した軍人、さらに一部の居留民あわせて約60万人がシベリア鉄道などソ連各地に長期間抑留され、悪条件下での労働で多くの死者を出した。

1951 サンフランシスコ講和条約
 南樺太・千島を正式に放棄

歯舞群島・色丹・国後・択捉の北方4島
 1855(安政元)年2月の日露和親条約で日本の領土と認められたが第二次世界大戦後、旧ソ連とロシア連邦は4島を占領しつづけ、日本は平和条約の締結による返還を求めている。

以上、詳説世界史B(山川出版社)