タグチメソッドからどんな結果が生まれるか
いくつもあった <2ch> タグチ関連スレ。その不滅の価値は
素朴な疑問をまじめに正面から議論できたこと。それが kamome 事故で壊滅の危機。
品質工学やタグチメソッドをぐぐって出てくるサイトの絶対多数は親タグチ。
その中で、反タグチも排除せず、厳正中立だったのが <2ch> タグチ関連スレ。
ライブスレとしての復旧が遅れており、当面の自由な情報交換のため、
タグチの重要拠点である材料・物性分野にこの暫定スレを立て、しばらくは、
そのほかの範囲も視野に入れて柔軟に対応。親タグチも、反タグチも、マターリと。 片手間の勉強には限界があり、Kazz さん、産学連携研究会の方々、さらに、のっぽ路線、
つるぞう路線、田村路線、芝野路線、など、どれも、結果は似たり寄ったり。しかも、
QES組織の中の 「上への目線」 があるために、なおさら、どなたの結論にも大差はなく、
もう、タグチと言わず、一般の 「QE」 のために仲良くなさっていいですね。
タグチと正面から向き合おうとすると、手間も日間も意外にかかります。本業の片手間では
準備さえも不可能です。専門的な高等数学、また、専門的な数理統計学はほとんど不要でも、
小・中・高校・大学初年級の算数・数学を地道に積み重ねるのは大変なのです。
そこを苦労せずにうまく跳び越えようとして、結局、床屋の政談・素人哲学に迷いこみ、
相手を 「圧倒」・「懐柔」・「篭絡」・「操縦」・「幻惑」 する対人スキルだけに
憂き身をやつしているのがQES系専門家の皆様です。その惨状は目にあまります。
こんなものは技術でも学問でもありません。紛ぎれもない偽術・偽学です。
戦術とか、戦略とか、まったく、愚劣のかぎり。その上に、世間を愚弄しています。
混乱をつぎの世代に持ち込んではいけません。QESは至急に整理が必要です。
タグチと正面から向き合うのに最も必要なのは途中で自分自身をごまかさないことです。
自分自身にわかる、自分自身に、まだ、わからない、二つの間の明確な区別が常に必要です。
小・中・高校・大学初年級の算数・数学も、正しくきちんと計算し、考えの筋道(論理)を
正しくきちんと理解する。自分自身をごまかしての上わっつらの生わかりは無用です。
相手を 「圧倒」・「懐柔」・「篭絡」・「操縦」・「幻惑」 する対人スキルだけで
企業組織内の格付けが決まっても、タグチに持ち込むと何もわからず終わります。
>> 品質工学(タグチメソッド) /524-535
>> http://science6.2ch.net/test/read.cgi/kikai/1022085231/524-535
ただし、お花畑に棲み続けるのにはそれなりの覚悟が要ります。
朝(あした)に道を聴けば夕(ゆうべ)に死すとも可なり、という覚悟ですね。
それは普通の常識人にはできません。社会生活から撥ね出されてしまいますから。ただ、
誰かが、たった一人でも、そこを泳ぎ切って道を開けば、その結果は誰も利用できるのです。