(続き)

61.2 ここで、ぜひ >>54 を、すなわち、8.項、そして、1.2.3.4. の各項を、
   今一度、あらためて、お読みください。実務課題の背景には歴史があり、
   実務の知識・技能・経験が必要、= 技術力 ((!)) ですね。
   実験の 「構想」 の土台となるのは技術力 ((!)) − 最も重要ですね。

   タグチで困らされるのは、道具の 「数理」 の部分を背後に押しやっておいて、
   企業経営、すなわち、実務課題に関わる実験の 「構想」 に口を出し、
   受講者の全部を、ごっそり、タグチ信奉者に組み込むことです。
   その結果、企業の実務課題の解決の姿勢は、完全に、タグチの中だけに、
   限定され、矮小化され、ほかのどんな発想も排除されてしまいます。
   実務課題解決の手法はいろいろありますが、こんな極悪の手法はありません。

.                                    (続く)