>>61様 詳細な御吟味に、重ね重ね、御礼を申し上げます。
それと、タグチについての深い御理解に、本心、敬意を表します。

61.1 構想、数理、技術力、揃っていなければ、何でもダメ − 完全に同意します。
   この 「構想」 と 「数理」 とは >>38 >>39 からのものですね。
   企業活動の成否を賭けて、各々の企業の経営者・管理者・実務者一人一人が
   知恵をしぼって、やる実験の 「構想」 と 「数理」 とです。

   その実験は、学問的な研究活動のための実験ではなく、 >>59 の 58.1 項
   の第2段落で言う 「企業現場の実務課題を解決する」 ための実験ですね。
   その道具(の一つ)が 「数理」 であり、タグチの(道具の)全部です。
   道具より前に、当然、どんな実験をやるかの 「構想」 が重要ですが、
   タグチはその部分には口を出すな ((!)) と言うのが 「私」 の主張です。

   この主張が政治的に見えても、そんなことよりも、タグチの 「数理」 を完全に
   理解するためには、(正に御指摘 >>51 >A.項のとおり)、記述はいったん
   数理で閉じて、人や環境は別トピック、とすることが絶対に必要です ((!))

                                    (続く)