>>14 > 完全気体の状態方程式、すなわち、ボイル・シャールの式はとても単純ですが、
.... > 実在気体の状態は表わしきれず、実データを測定して状態曲線図を描がきます。

ここのところですが、説明を追加します。材料・物性関係でよく使われる図面に
相図 (phase diagram) または状態図(material state diagram)があります。

横軸上に温度Tをとり、縦軸上に圧力pをとり、この図面の上の一つの点(T,p)で
温度Tと圧力pとの任意の組み合わせを表わして、たとえば、水が、温度Tと圧力pとの
組み合わせ(T,p)で、固体か、液体か、気体か、を図面の上のすべての点に書き込むと、
図面の上で、固体相、液体相、気体相、のそれぞれの範囲が描がき出されます。
その各々の相と相との境界線、すなわち、相転移の曲線もこの図の上に表わされます。

この結果を数式(=状態方程式)で書くのは大変。実用的には図面が全部、それで十分。
こういう図面表示、または、その上での孤立した点の情報でも、それが何よりも重要。

>>14 で申し上げているのはそういう意味のこと、初等的な経験、ですね。そういう
初等的な経験が重要なので、それを遊離して、数式をこねまわしていても・・・ orz

繰り返して申し上げますが、「私」 は数式が好き、得手、です。ほかには何もできませんが、
だから、タグチでも、タグチでなくても、数式の限界には敏感、すぐ気づく ((!)) のです。