暇になったのできてみたら、part2が期待されていたので書き込み。
汎用技術という言い方が大それているので、無理に数理統計を役立て
る応用例に仕立てた?事例報告集でしょう。それでわざと固有技
術による解釈を無視したりするので、次の技術者に正しく知識が伝え
られなくなる弊害を感じます。統計的な検定は有意と見えるものが偶
然かもしれない事が分かるのだと考えましょう。

田口先生は西堀研で通信理論を使っておられたのだから、通信理
論のホワイトガウスノイズの仮定と、事例との違いを意識すれば有
効性が分かるのでは。

直交表が分からなければ携帯の直交符号の話を理解してから、
実験計画法でどう応用されているかを考えれば。昔と違ってやさ
しい解説書も多いことだし。

また最大、最小値を見つける問題は、受験数学のように2次関数の
頂点をはさまない区間のワナにかけられ無いように注意する事。実
際に実験で水準を決定するときには極値をはさんでいると錯誤しや
すい。(part3は多分ない)