タグチメソッドからどんな結果が生まれるか
いくつもあった <2ch> タグチ関連スレ。その不滅の価値は
素朴な疑問をまじめに正面から議論できたこと。それが kamome 事故で壊滅の危機。
品質工学やタグチメソッドをぐぐって出てくるサイトの絶対多数は親タグチ。
その中で、反タグチも排除せず、厳正中立だったのが <2ch> タグチ関連スレ。
ライブスレとしての復旧が遅れており、当面の自由な情報交換のため、
タグチの重要拠点である材料・物性分野にこの暫定スレを立て、しばらくは、
そのほかの範囲も視野に入れて柔軟に対応。親タグチも、反タグチも、マターリと。 (続き) −−− ≪ 考古学 >>104 です ・・・ 無用でしたらスルーおねがい ≫
ここで、限界の特性差 DL を 「全数特性差」 と名づけましょう。それを用いて、製品現物の
特性差 DZ を単位化して、単位化特性差 y (= DZ/DL ) を定めます。そうすれば、任意の
一つの特性差 DZ を単位化特性差 y (= DZ/DL ) で表わすことができます。
さらに、任意の現物特性差 DZ に対応する 「単分散出荷」 を考えて、その苦情率 uu を
実地に求めることができれば、現物特性差 DZ の全部の値について、それぞれの苦情率 uu を
単位化特性差 y (= DZ/DL ) の関数 uu(y) として表わすことができます。
これが苦情率関数 uu(y) の定義です。最も単純な苦情率関数 uu(y) の模型として、通常は、
苦情率関数 uu(y) = ( |y| の w乗 )(指数w は 2など) を想定します (想定5)。
なお、単位化特性差 y の絶対値が 1以上になると、 uu(y) = 1 とします。
. . . . . . . (続く) >>116 の本文の最後の行をつぎのように訂正します。
(誤) 出荷現物の総数 NT が苦情を発生し NB = 1 となるからです (想定4’)。
(正) 出荷現物の総数 NT が苦情を発生し NB/NT = 1 となるからです (想定4’)。