(続き) −−− ≪ 考古学 >>104 です ・・・ 無用でしたらスルーおねがい ≫

理想的な 「単分散出荷」 を考えてみましょう。同じ 「単分散出荷」 の製品として出荷される
製品現物の現物特性差 DZ は、どの現物についても、同じ、すなわち、共通の値です。

でないと 「複分散出荷」 になってしまいます。ただし、同じ種類の製品の 「単分散出荷」 でも、
製品現物の現物特性差 DZ が違っているいろいろの 「単分散出荷」 を考えることはできます。

で、特性差 DZ が小さい 「単分散出荷」(1) と大きい 「単分散出荷」(2) とを比べると、
出荷(1)の苦情率 uu1 よりも出荷(2)の苦情率 uu2 のほうが大きいでしょう (想定4)。

特性差 DZ が極度に大きくなり、ある限界の特性差 DL に到達、または、さらに大きくなって、
限界の特性差 DL を超えると、その 「単分散出荷」 の苦情率 uu は 1に等しくなります。
出荷現物の総数 NT が苦情を発生し NB = 1 となるからです (想定4’)。

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