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タグチメソッドからどんな結果が生まれるか

0001名も無きマテリアルさん
垢版 |
2010/10/10(日) 21:55:46
いくつもあった <2ch> タグチ関連スレ。その不滅の価値は
素朴な疑問をまじめに正面から議論できたこと。それが kamome 事故で壊滅の危機。

品質工学やタグチメソッドをぐぐって出てくるサイトの絶対多数は親タグチ。
その中で、反タグチも排除せず、厳正中立だったのが <2ch> タグチ関連スレ。

ライブスレとしての復旧が遅れており、当面の自由な情報交換のため、
タグチの重要拠点である材料・物性分野にこの暫定スレを立て、しばらくは、
そのほかの範囲も視野に入れて柔軟に対応。親タグチも、反タグチも、マターリと。
0115名も無きマテリアルさん
垢版 |
2010/11/22(月) 22:58:32
このへんで、以前、中途で終わっていた議論を、マターリ、片付けましょうね。なお、中断歓迎です。
>>102 (の続き) −−− ≪ 考古学 >>104 です ・・・ 無用でしたらスルーおねがい ≫

理想的な 「単分散出荷」 の実現が可能かは疑問ですが、その理想的な出荷状態を想像してみると、
タグチの損失関数を理解することが著じるしく容易になります。そういう理想状態の製品現物が、
いろいろの客先で、したがって、いろいろの環境で、しかも、いろいろの使い方をされると、
ある現物、そして、ある客先では、十分に満足に動作して良品となっても、別の現物、そして、別の
客先では、うまく動作せず、不具合品、苦情品、などとなるかもしれません。

現在、どれだけの範囲のどんな客先に出荷され、それぞれ、どんな環境で、どんな使われ方をするか、
その全体を完全に観察・記録し、理想的な 「単分散出荷」 の製品現物のそれぞれの動作結果を
集計することが可能とします (想定1)。また、客先の範囲、環境、そして、それぞれの出荷品の
使われ方、その全体が、長い期間にわたって、十分に安定に維持されるとします (想定2)。

そして、想定1と想定2とが実現できれば、出荷現物の総数 NT のうち苦情(=不具合)を生じる
現物の総数 NB を集計できて、苦情率 uu (= NB/NT) が求まるとします (想定3)。

.     .     .     .     .     .     .     (続く)
0116名も無きマテリアルさん
垢版 |
2010/11/22(月) 23:02:53
(続き) −−− ≪ 考古学 >>104 です ・・・ 無用でしたらスルーおねがい ≫

理想的な 「単分散出荷」 を考えてみましょう。同じ 「単分散出荷」 の製品として出荷される
製品現物の現物特性差 DZ は、どの現物についても、同じ、すなわち、共通の値です。

でないと 「複分散出荷」 になってしまいます。ただし、同じ種類の製品の 「単分散出荷」 でも、
製品現物の現物特性差 DZ が違っているいろいろの 「単分散出荷」 を考えることはできます。

で、特性差 DZ が小さい 「単分散出荷」(1) と大きい 「単分散出荷」(2) とを比べると、
出荷(1)の苦情率 uu1 よりも出荷(2)の苦情率 uu2 のほうが大きいでしょう (想定4)。

特性差 DZ が極度に大きくなり、ある限界の特性差 DL に到達、または、さらに大きくなって、
限界の特性差 DL を超えると、その 「単分散出荷」 の苦情率 uu は 1に等しくなります。
出荷現物の総数 NT が苦情を発生し NB = 1 となるからです (想定4’)。

.     .     .     .     .     .     .     (続く)
0117名も無きマテリアルさん
垢版 |
2010/11/22(月) 23:05:43
(続き) −−− ≪ 考古学 >>104 です ・・・ 無用でしたらスルーおねがい ≫

ここで、限界の特性差 DL を 「全数特性差」 と名づけましょう。それを用いて、製品現物の
特性差 DZ を単位化して、単位化特性差 y (= DZ/DL ) を定めます。そうすれば、任意の
一つの特性差 DZ を単位化特性差 y (= DZ/DL ) で表わすことができます。

さらに、任意の現物特性差 DZ に対応する 「単分散出荷」 を考えて、その苦情率 uu を
実地に求めることができれば、現物特性差 DZ の全部の値について、それぞれの苦情率 uu を
単位化特性差 y (= DZ/DL ) の関数 uu(y) として表わすことができます。

これが苦情率関数 uu(y) の定義です。最も単純な苦情率関数 uu(y) の模型として、通常は、
苦情率関数 uu(y) = ( |y| の w乗 )(指数w は 2など) を想定します (想定5)。
なお、単位化特性差 y の絶対値が 1以上になると、 uu(y) = 1 とします。

.     .     .     .     .     .     .     (続く)
0118名も無きマテリアルさん
垢版 |
2010/11/22(月) 23:25:28
>>116 の本文の最後の行をつぎのように訂正します。
(誤) 出荷現物の総数 NT が苦情を発生し NB = 1 となるからです (想定4’)。

(正) 出荷現物の総数 NT が苦情を発生し NB/NT = 1 となるからです (想定4’)。
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