● 題名(仮題) 「何度も当たりを引くパケット」

● ( 現 象 の 要 旨 )

10枚のウラ向きカードから、一枚を引いてもらうが、
2度3度と繰り返しても、お客様が引くのはたった1枚だけの
当たりカードである。
続いて、観客の予想を裏切る意外でおかしいなオチ(詳細はまだ伏せます)
のクライマックス。観客からは驚きと笑いの声が必ず挙がる。

● ( 現 象 )

(第一段)
マジシャンは、10枚のパケットをウラ向きに取り出し、
よくシャフルし、ウラ向きのままファンにしてお客様に示す。

マジシャン
  「さて、10枚のカードがありますが、この中に当たりのカードが
 あります。当たりのカードは、ハートのAです。
 さぁ、ずばり当たりのカードを引き当ててください。」

お客様が、ウラ向きのファンの中から1枚を引く。
それをそのままウラ向きのまま持っていてもらい、他の9枚のカードを
一枚づつ表ウラをよく改めながら卓上に放る。
9枚はすべてクラブのエースである。

お客様の手の中の一枚を表向けてもらう。
もちろん、当たりカードたるハートのA。

マジシャン
  「おめでとうございます!大当たりです。すごい運です。」

(第二段)

当たりのハートのAをパケットに返してもらい、またもぐちゃぐちゃとよく
シャフル。そしてまた10枚はファンにして示される。

マジシャン
  「さて、もう1度やってみます。さすがに2回連続大当たりは難しい
 ですよね。でもチャレンジしてみてください。ずばり当たりを引き当てて
 みてください。」

結果は上記の第一段と同様。お客様が引いた1枚のみがハートのAであり、
2回連続の大当たりという結果。
(さらに、ダメ押しで3回連続当たりというのも可能)

(第三段)

さらにもう1度だけやってみましょうね、といい、3回目(4回目)も同じ
ことをやろうとする。
ところが、ここで、お客様の予想を裏切る、派手で不思議なオチが
やってきて、お客様からはこのオチに驚きと感興の歓声が必ず挙げる。
(このオチの詳細は、解説篇で明らかにされます。)