(続き)
その1。マジックやるとは言わず、「貴方の運勢を占ってみましょう」とか
言って、まあ手順をこなす。4つのパケットできる。
「4つの山ができましたね。これからが占いの本番です。
どれか1つ、好きな山を選んでください。
これでいいですか? じゃあこの一番上のカードが、
あなたの今日の運命のカードです。ちなみに、占いの結果なんですが、
非常に単純で、強いカードほど幸運なんですよ。
エースならラッキー、以下K、Q、J、10の順で、2なら残念でした、と」
とか言いながら、後は適当なしゃべりで開かせる。当然Aが出る。
「素晴らしい! でも、残りの山も気になりますか?」とか言って、
相手に残りのパケットのトップカードめくらせる。全部A。
「おや、これは今日一日どころか、向こう1年くらいの幸運は間違いなさそうですね」

その2。ゆうきともさんの演技を参考(てかパクリ)。
「相手がマジシャンのカードを当てる」風に仕立てる。
セットしていた4枚の同じカードのうち1枚を、マジシャンが選んだカードとして
テーブルに置く(この辺り、色とかあれこれあるけど、少し考えれば分かるんで割愛)。
まあダイヤの7を置いたとする。そして手順こなす。4つのパケットできる。
最初のパケットのトップには関係ないカードくるようにする。
「私のカードを当てていただきますが、この4つの山のカードの
一番上のカードがヒントになるんですよ」とか言いながら、
最初のパケットのトップ開ける。全く関係ないカード、例えばクラブの3。
「クラブの3、つまり私のカードは(ここでためる)、
クラブの3ではないという事です」
相手を笑わせ、「まあここからが本番です」とか言いつつ、
次のパケットのトップ開ける。残りのパケットのトップは、全部7なので、
後は適当に「スペードの7ですか。つまり私のカードは奇数なんです」
「ハートの7。要するに私のカードは、これと同じく赤い色です」
とやって、最後に「クラブの7……えーと、私のカードは、
スペードの7じゃなくてハートの7じゃなくてクラブの7でもなくて」
とか言いながら相手に当てさせる。「素晴らしい! たった3枚の
カードのヒントで当てるなんて、まるでマジシャンですね」で終了。

笑いも取れて、下手なスライハンドのマジック見せるより、
よっぽどウケる。お試しあれ。