企業というのは、国家制度ではないので、たとえば、私立大学の学閥が公然と存在していても全く問題ないし、
その私立大学制度は、たとえば宗教団体が運営していても、まったく問題はないわけで、
広い意味で自由に企業独自の価値観で人事等を運営するのがあたりまで、その企業が終身雇用制、厚生年金制度で
各個人の人生設計と深くかかわっていたので、私立大学を含めた学歴がかなり重要な要素だったわけで、
いまでも、そうだといえる場合もあるだろ。

一方、そういうものとは無関係に、資本力のない個人が、自分の能力だけで人生を切り開いていこうとすれば、
学歴がどうとかこうとかいうことで、直接、飯がくえるわけではないので、
大企業に対抗できる独占業務を持ち、法律で「能力」について厳格な制度設計がなされている業務独占国家資格制度を軸に
人生設計をするしかないわけで、
どちらが良いのかは一概にいえないだろうが、そもそも、どちらが良いとしても、選択の余地がない場合もあるわけで、
多くの人は、やれることをやるしかないんじゃないのか?