プラスティックのカードに白色背景の写真は過去に公安の運転免許証が盛大に失敗していましたね。

警視庁の不適切な写真例のひとつに顔の輪郭や衣類などが背景と同化しているという例があります。
この例を見ると、背景が白で洋服のカッターシャツが白で、顔の輪郭も白飛びした様子が見られます。
顔の輪郭が白飛びしてしまうのは白色の素材に白色を印刷する技術が充分でない時代があり、
今の技術ほど白背景に顔がクッキリ印刷できなかったので、背景色が水色になったと思われます。

そして、日本最大級の身分証に使用される証明写真から水色背景が一般的になりましたが、
時代をさかのぼると紙に写真を貼り付けるような証明写真はモノクロ写真の背景白が最初にあり
カラー写真が普及しても写真専用用紙に印刷されるときは背景白が一般的。年齢を感じますね。