替えがきかない人材となると、基本メーカーレベルだな。でも、それは長くその業界で働いて専門知識を培う必要がある。幅広く設備管理したければ、やはりトラブル一次対応のみの簡単な設備保全だ。メンテも、意外と間違ったことを昔から伝統的にやってることも多いしまだまだメスを入れられるぞ。ベテラン社員押し退けてのしあがればワンチャンあるし、困ったらこいつに聞けという一目置かれる存在になりやすい。

一方で、設備導入のほうがよっぽどわかりやすく一目置かれるかな。新ラインを導入するなら、まず初めに電気が必要だ。既存の取り合いからどう工面するか、資格もってれば強い。
次に、必要製造ボリュームを満足するライン設計だ。タンク、ポンプ、配管、バルブ、各種計器は必須だ。加熱工程があればボイラーや熱交換器が必要だ。貫流ボイラーで賄えなえず大きなボイラーが必要なら、特級ボイラー持ってれば強いぞ。冷却工程なら冷凍機と冷却塔もいる。まずは1冷を取ろう。空調も必須だ。極めるとなるとかなり奥が深い設備だ。廃液が増えるなら処理設備も増強しないといけないかも。公害防止管理者をもってれば信頼も厚いぞ。どこかに特化して一流を目指すのもよいが、バランスよくどこも詳しいのも捨てがたい。道はたくさんある。