>>518の文章を訂正
(※なお電機子反作用という言葉は使用しない)

dq座標上での電力イメージは
フレミングの法則により、電流の向きと合成磁界(磁石と電機子巻線からの磁界)の向きの両者の垂直成分の掛け合わせがトルクとなり、
電流の向きと合成磁界の向きの両者の平行成分の掛け合わせが無効電力となります。

またファラデーの法則(dΦ/dt=V)より、合成磁界の向きの時間変化は位相が90度ずれた電圧ベクトルになるため、電流の向きと合成磁界の向きの間の位相を負荷角と定義すると『力率角+負荷角=90度』の関係があります。

磁石付き同期機にはリラクタンストルクと呼ばれる回転子の磁気抵抗の差から発生するトルクが存在すると言われていますが、その正体はただの力率改善によるトルクアップと解釈することができます。

磁石付き同期機にはリラクタンストルクと呼ばれる電機子巻線