【法然上人】浄土宗信仰総合【知恩院】
法然上人の教え、浄土宗の歴史、阿弥陀さまのことや浄土三部教のこと、知恩院や増上寺をはじめ浄土宗寺院についてなど、浄土宗のことをなんでも語りましょう。南無阿弥陀仏。合掌。 >>282
>>279でも触れられている、
山崎辨榮聖者(山崎弁栄上人1859〜1920)について勉強されたし
この方こそ浄土宗中興の祖であらせられる
いずれ日本より先に海外で有名になり逆輸入されるかたちで
日本でも広く知られることになるだろうが、
現状はここに人たちの反応を見てもわかる通り
浄土門の人たちからは徹底して無視されているね >>284
無視されてなどおらんよ
例えば紀野一義の名僧列伝は明恵上人にはじまる十七名の名僧の人となりを語った名著だが、その大トリが他ならぬ辨榮聖者だ
しかも後書きを読めば、著者の辨榮聖者への敬慕と、この名僧を書きたいがためにこの列伝を書いたのであろうことがしみじみ感ぜられる
残念ながら、浄土宗には法然上人しかいないのではないかと錯覚するくらい、他のお上人がたについて語られることが少ないのは確かだな >>285
ありがとうございます。
名僧列伝(四)で山崎弁栄上人について語られていますね。
惜しむらくはこのシリーズが絶版になってしまっていること。
出版社がkindle化してくれるとありがたいんですけどね。 浄土宗といえば真っ先に思い浮かぶのは法然上人ですよね。彼の「南無阿弥陀仏」の教えは、多くの人々に安心と希望を与えてきました。
でも、浄土宗には法然上人以外にも、魅力的な高僧がたくさんいるんです!例えば、2023年に出版された紀野一義さんの「名僧列伝」では、明恵上人をはじめとする17名の名僧が紹介されています。その中でも、特に印象的なのが12世紀に活躍した辨榮聖者です。
辨榮聖者は、法然上人の弟子の一人であり、浄土宗の普及に大きく貢献した人物です。著書も多く残しており、その深い思想は多くの人々を惹きつけました。
紀野一義さんは後書きで、辨榮聖者への深い敬慕の念を語っています。2024年現在、浄土宗では法然上人ばかりが注目されがちですが、辨榮聖者のような高僧たちのことをもっと知ってほしいですね。 弁栄上人(1859〜1920)は明治大正期の念仏聖者。
ほんの100年前まで生きていた人。
法然上人と念仏に対する捉え方も若干違っているので
異安心だという人もいるにはいる。
文明開化時に西洋文化が急速に流れ込んできたという背景もあってか
常に聖書を持ち歩きキリスト教的世界観との融合も図っていた。
浄土系の教えはそもそも景教(ネストリウス派)の影響を受けているので可能だったのかもしれない。
様々なエピソードが残されているが、
所謂超能力的神通力的な能力も要所要所で発揮してきた方で
その辺も様々な奇跡を示したイエス・キリストを思い起こさせる。
入門書としては直弟子だった中井弁常(中井常次郎)編纂による、
『山崎弁栄 光明主義講話 大悲のことば』(山崎弁栄述 中井常次郎記 求龍堂)
あたりがいいだろうか。
やや専門的ではあるが
『近代の念仏聖者 山崎弁栄』(佐々木有一著 春秋社)
『山崎弁栄 弥陀合一の念仏』(同上)
もお勧め。出版は『近代の念仏聖者 山崎弁栄』のほうが古いが
『山崎弁栄 弥陀合一の念仏』から先に読むほうが理解しやすい。 追記
伝記として『日本の光』(田中木叉)と『弁栄聖者』(藤堂恭俊)の2冊。 ほげー、国立博物館の法然と極楽浄土展みてきた
ところで徳川家の庇護があるのになんで浄土宗の総大本山にあたる寺は名古屋にはないの? べんねサンとその流れには正直ついていけませんね。法然上人・称名念仏のシンプルでストレートな教えをなぜあのように厚化粧でゴテゴテ塗りたくっているのか理解に苦しみます。