>>140
そういうのは、たいていトリック。
恐山のイタコの場合は、本人や関係者しか知らないことを言い当てているのではなく、
事前に来訪者から必要な情報を引き出す助手がいて、サポートしているから、100発100中となる。
酷い新興宗教になると、拝謁が決まった信者の身辺や家の中をこっそりスパイしているケースすらある。

神の霊を降ろして何でも聞き出せるというなら、
日本を代表する神の固有名詞ぐらいは示せてもおかしくないだろう。
たとえば、多くの自称霊能者は、天照大神・和魂の固有名詞すら言い当てることが出来ない。
天照大神・荒魂は瀬織津姫と言われているが、和魂に関する情報は一般に開示されていない。

アカルヒメ? 最近息長斎王家の宗主様が一般公開を許可した明姫(アカルヒメ)とは、
明神(アキツカミ)と対を成す、「現人神のお姫様」という意味の尊称にすぎず、固有名詞ではない。

神道界を代表する有名な神の名を言い当てられた霊能者が巷に一人もいない事実が、
精神文化的な伝承(言い伝え)から離れて、天上に神霊が存在しているわけではないことを証明している。