融通念仏宗について語ろう!
融通念仏宗の在家伝法について。
普通、伝法と言えば、入行から満行までの五日間の修行を指しています。しかし、厳密には特別の荘厳を施した修法の道場で伝統の儀式に則り法門を伝授すること、この一事を伝法というのです。これを通常の伝法と区別するため、「正伝法」と呼びます。 ところで伝法にはこの正伝法とともに受戒もあります。
出家・在家の区別なく佛の教えを奉ずる者が守らなければならない規律に従うことを誓う儀式のことです。
受戒と正伝法、この二本柱こそ伝法修行の根幹と言えます。
戒律は悪をやめ、善を修することを目的とし、戒を受けてそれを守ろうと努力することにより、人は人生を誤りなく歩むことができます。