本焼き、青1、白1、とかの入手性が悪いものを除いて、研ぐのが難しい選手権を開いてみた。
第五位 青2の柳葉
第四位 青2の薄刃
第三位 青2の江戸裂き
第二位 青2の身卸し出刃
第一位 青2の鱧切り

刃線が直線的で刃先角が大きい程、研ぎ易い。
薄刃は極端に刃先角が小さく、波線が乱れ易く、一般に最も研ぎにくいと言われるが、正しい手順で研げば
刃線は直線なので比較的正解が分かり易い。
身卸し出刃包と鱧切りが上位なのは、地金の割合が少なく、鋼が分厚く、刃線が微妙な曲線で、
ハマグリ刃になり易い。

ハマグリ刃 上等、 という人ならば、曲線の刃線は誤魔化し易いから意見は違うかも?だが、和包丁の理念としてハマグリ刃は悪だから、
そういうのはなんだかなぁ、と思う。