【ひげそり】ストレートカミソリ総合 Part2【髭剃り】
西洋剃刀、日本剃刀、替刃式ストレートカミソリ(Shavette)など
T字カミソリでなくストレートのカミソリを語るスレです
砥いで使う本レザー専門のスレはこちら
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西洋剃刀・日本剃刀総合スレ 2 [無断転載禁止]©2ch.net
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1501297590/
替刃式ストレートカミソリ専門のスレはこちら
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【ひげそり】替刃式ストレートカミソリ Part3【Shavette】
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ブラシ、ソープ、クリームなどが詳しい固定刃カミソリ総合スレ
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【ひげそり】固定刃カミソリ総合スレ31【髭剃り】
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前スレ
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【ひげそり】ストレート剃刀総合スレ【髭剃り】
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1610022108/ ヤフオクでにへんこつの日下開山が出てたけど高すぎて無理だった >>198
刃はは普通に切れるしデカくて迫力あるけど、重すぎて手が滑ると少し切って終わりにはならなそう。
好みの問題なすんだろうけど…あれ程大きくする意味あるのかな? >>198
刃はは普通に切れるしデカくて迫力あるけど、重すぎて手が滑ると少し切って終わりにはならなそう。
好みの問題なすんだろうけど…あれ程大きくする意味あるのかな? >>198
日下開山はとくに重たいから、大きいやつ初めてなら使いやすく感じるかどうかは微妙かもしれない
相性合わなくても諦めがつくぐらいの値段で買えるチャンスを待つのがいいとおもう
切っ先の角を丸めれば肌を切る心配はしなくて平気だけど
顎の裏~ノドボトケの上あたりの肌の柔らかい部分は剃りづらい 自慢ではなく真面目にアホな話として、剃刀研ぎ過ぎて使いづらい事ある?
頑張って研ぎの腕を磨いたら半年ぶりに切った。しかも2回所。錆や荒れが原因かと3000からやり直しするも切る。
ヒゲを切る感覚は変わらないのだけど、刃先が皮膚の上を滑らずにサクッと行く。
粗めの砥石使って誤魔化してるんだけど、これ慣れるもの?
買った砥石が使えないの…。 >>202
カミソリ負けしやすくなって毛穴から血が滲んだりすることはあっても
肌をサクっと切ることはないなあ
砥石の目の細かさが不十分か粒度ムラがあるかで
カミソリ研ぎに不向きなんじゃない
というか研ぎの腕前や仕上げ方の問題なのか
砥石自体の良し悪しやカミソリと砥石との相性の問題なのか
剃り方の問題なのかよくわからない話だよね 確証は無いけど砥石は問題無しと思う。
硬い石だし前から使ってたから。外れ石も有るとは聞くけど、10以上買って明確なハズレは層が剥がれてくるよろい程度。水晶の塊が入っていても石が硬ければ特に問題は無くない?研ぎ方で変わる可能性もあるけど。研磨力が無い磨かれた石で刃が荒れるかな?
剃り方は…上手くはないけど替刃のフェザープロフェッショナルも使ったことあるし、今まで切らなかったから絶望的に下手でもない。ただ 斜行させないとか圧力落とすとか調整の余地はある。
>>203
ストロップで全ては解決するけど、鋭すぎる刃は剃るまでは検知出来ない。弛ませて使って刃を潰してから研磨剤で付け直しても鋭くなり過ぎる事もある。微調整が凄い面倒。
>>204
確かに問題の切り分けが出来無いのは辛い。
全ての始まりは井上藤助。鋼が硬くて背が削れて刃がつかないので、背を押さえずに柄を捻りながら研ぐ西洋剃刀や洋包丁の研ぎ方に変えた。試しにEngland steelと岩崎玉鋼も同じ研ぎ方で研いだら顔が小傷だらけに…数日で治るけど。
微小な錆とか1000番の荒れが残っているとかで似たような現象は起きる。けどその場合は肌当たりが悪くなる事が多いと思から、単純に両者のスペックが十全に発揮された結果ではと思う。
個人的な意見としてフェザーのハイステンレスとかPROFESSIONALは鋭すぎて自剃りでは辛いと思うんだけど(或いは刃が荒れてる?)、ああ言うのも慣れれば使えるもの? >>206
普通にアーティストクラブとフェザープロフェッショナルで逆剃り出来て無傷だぞ >>207
ありがとう。頑張って慣れる。
>>208
まあ、病気だな。とはいえ商売でやっている人達には洒落にならない問題だと思う。だから革砥と研磨剤で刃を安定させるんだろうけど。 >>210
目に見えるものが無いからね。
最初の内は鋭さで悩み、慣れれば滑らかさで悩む。
自分だけなら楽だけど、お客さんに使うとなると身も細る思いだと思う。昔の理容師のステレオタイプが細身の神経質な男だったのもガサツだと客を切り刻んでしまうからだったのかも。
>>206
研ぎの角度が鋭すぎないかな。
替刃式ならアーティストクラブのスーパーブレイドくらいなら大丈夫。
両刃の話になるが、ハイステンレスにR41でうっかり顔に置いただけで切ったことがある。 >>212
色々試してみた結果、ある意味で刃の角度が鋭すぎるというのが正しかった。
今まで研ぎ方が悪かったのとストロップを頑張っていたから丁度良くマイクロベベルが入って、糸刃を入れたようになっていたのが、背を削らずに研げるようになった結果刃先が尖り過ぎて使い難くなっていた。
何で気付いたかというと、hhtの結果は凄く良かったんだけど、凄く髭が剃り辛い剃刀の刃(刃が髭で止まる)を木板と布砥で鈍らせたら逆にサクサク髭を斬るようになったから。
how sharp is too sharpって古典的な質問の答えが出た。髭が太くて硬いと、hhtで食い付きが良い程実際に髭を剃ったときの切れ味が低下する(鋼が髭に衝突したとき潰れるから)。
3000番程度の砥石でも尖り過ぎるというのは意外だった。 へんこつの取説(?)には裏15回、表3回とあるけど、八の字研ぎの動画的には裏表同回数
どうしたもんか? >>214
裏表の比率が違うのは刻印があるサイドの方が磨り減りやすいし磨り減った時外観がよく無いから。
寿命が縮むけど左右均等に砥いでも十年以上持つ。人によっては刻印があるサイドはカエリ除去に留めるまである。
つまりお好きにどうぞ。 ただカエリが成長すると良いこと無いから頻繁にひっくり返すのが吉。 浅黄、天然名倉という組み合わせで日本剃刀を研いでるんだけど、研いでる最中に
たまに「ガリッ」と引きずる感じがしてルーペで見てみるとかなりのキズが付いてる。
下手人と思われる浅黄を救う手立てはあるもんかな? >>216
目潰し、圧力下げる、柔らかめの泥が多い共名倉使う。
個人的には浅い傷は気にしない。研いだ感触が乾いているというか、貼り付かない、ドローがない感じの石でも研げるは研げる。天然で全く傷が入らないのを探すのは結構大変。 >>216
あと石の性質がよくわからん。
硬い石の場合泥も出ないから目潰しが効く。
柔らかくて荒い粒子が出るものは使い物にならない。
ヨロイは…慎重に使うか彫る。 砥石の性質ですか…
ずーっと人造を使ってきたんで、天然砥石を表現する用語を何一つ知らないんですが、
貼りつきもなく適度な抵抗で気持ちよく研げる個体ではないかと思ってます。ただ、気持ちよく
研いでいると「ガリッ」とくるもんで…
砥石をルーペで見ると浅黄色の中にキラキラと光る0.1〜0.2o程度の欠片が…
仕方が無いので研ぎに入るまえにコイツ取り除き、砥汁をしっかり出して且つ圧力弱めで臨みます。 >>219
水晶かな?
針があると言って細かい傷が入る石は多いけど、そもそも剃刀研ぎで名倉として使われる三河の牡丹と中砥石並の粗さだし、通常使用感には影響が無い。ガリっと感じられるほどの物は砂とか埃等の結構大きめの物だね。
そういえば電着ダイヤで面出しした人が砥石にダイヤが食い込んでたとか書いていたような。 樹脂部品に施したメッキのような光沢ですが、特定できません。
「異物」を取り除いたのちに研ぎ始め、「ガリッ」を感じたら一度洗い流してから再度
名倉で砥汁…を繰り返して髪の毛と同等の太さの髭(個人差はありますが)は削ぎ落せる
ようになりました。
太めの髭も適度に引っぱり出し、痛みを感じる前にすぱりと切るにはどうしたもんかを思案中です。
やはり研ぎのテク次第なんですかね? >>221
基本的に高い天然砥石は買ったことない人間(一番高いので無類鳴滝のレザー4000円)だけど、伊豫(年輪っぽい)や天草ですらガリっとは感じない。塗面に光沢のある点や筋は水晶が多い。
よく分からないけど、柔らかい砥石に水晶の粒が入っていて研いでいると泥に小石が混ざるなら(聞いたことないけど)、その石は使えないと思う。
研ぎの技術的な問題は稀にスパインを削ってしまうとか、圧力過剰とかある。天然仕上げで泥研ぎなら、なんとか使える程度までは普通刃がつく。ただし、天然だけで研磨剤やラッピングフィルムを使ったような刃を作るのは経験から来る判断力が必要(カエリで切れない、まだ尖ってない、泥の影響でマイクロベベルが入ってる等々の診断をして適切に対処する)。
天然砥石だけで剃刀を研ぐのは可能だけど砥石で削って革砥で刃を付ける方が楽だね。 革砥に塗る(?)青棒の粒度換算は#10000超とか…試してみたくなりました。 >>223
現代の金属研磨剤(ピカール)とかや剃刀用研磨剤なら布や木板に塗っても十分使える。上の方でシルクラップの話題で出たように媒体は替えても大差はない。西洋剃刀だと安くて丈夫なデニ厶が多いと思うな。
安いナイフ用革砥は買ったことあるけど、硬くて凸凹してて使えるようにするのがマジ大変だった。
ピカールと厚紙でもオーケーだけど弾力が足りないからフールプルーフでは無い(刃先が伸びることあり)。 媒体の選択は弾力も含め何となく重要な気がします。天然皮革が無難と思っていますが、
なめし皮も色々な表情があるのでストックで対応できるか吟味してみます。
あと、青棒もピンキリですね。ダイソーにもあるようですがネット通販取り扱いのみなのか
実店舗では今のところ見つけられません。 床屋が急に本レザーが衛生上使えなくなったのか本レザーの出品が多いよね >>225
意外とどうとでもなる。が、拘るのも楽しいからお好きに。
>>226
円安とかアメリカの好景気の影響で価格が上がってる。半年で2倍程度。 >>194
オクの某出品者のランク付け的には上から二番目な目白が最終仕上げには必須? >>228
194ではないから無視してくれて良いけど、三河が特別という感じはない。伊予でも三河天上でも共名倉でも、対馬でも大差は感じない。
石と名倉の相性もあるし、人気だったんだから何かしら理由はあるんだろうけど。
三点セットでボタン、天上、コマ買って、現在天上のテスト中。仕上石の共名倉より石によっては削りカスが出るから真っ黒で粘りがある泥が作りやすい(ゴミがダンパーになって仕上げの細かさが上がる感じ。石だけでコンベックス入れられる)。研げている感じがして楽しいが、伊予の名倉でも似たような効果あるし、鋼の無駄という印象もある。
最終仕上げとしてはストロップの方が使いやすい。 手持ちの目白を試してみた。
石の個性かもだけど天上に比べて柔らかいから削り易い。砥石を傷める心配も少ない。名倉としては使い易い。
研磨力は微妙。柔らかめの仕上げを名倉に使った感じ。
刃は剃ってないから分からんが、鋭さは特に落ちてない。
普通に悪くはない。 >>227
GW期間中に青棒を探しにホムセン巡りをと思ってましたが雑用に阻まれてしまい、
仕方なくとりあえず自宅にあった固形化してしまったコンパウンドを工作用紙に塗って
試してみました。なでる感じ且つ短めのストロークで表裏を往復させた程度でしたが、うっすらと
カエリが付いているようでした。
早いうちに酸化クロムの含有度の高い青棒を入手したいものです。 >>231
往復させた程度でカエリが出るのは無いとは言えないが、疑わしい。また、カエリが出ると切れなくなってしまうので、布や革を使わないと、もし本当にカエリが出でるなら、其処からの復帰はむずかしい。
印象としては、ホロウグラインドの剃刀を軽い圧力で研磨剤ストロップした結果、刃を撓ませずに正しく先端が研げたのだと思う。で、砥石で圧力過剰に刃を撓ませて研いだベベルとストロップで研げたベベルの2つが見えるようになった。砥石で圧力掛け過ぎると先端ではなく側面が研げるよ(多少なら問題はない)。
>>0232
メーカーに拠るけど有名メーカー製の剃刀用青棒、白棒でも200とか800番並みに荒い物もある。そんなんでもバフがけに使うと金属を鏡面に磨ける。で、ストロップを優しく掛ける分には、バフのように速度で金属にぶつける訳では無いから、粒度はそこまで気にしなくても良い。
一般的に金属磨きや車用コンパウンドの方が、青棒よりは粒子が細かいんだけど、あまり冒険する人はいないね。ピカールとか昔から使われているもので十分なのと色々入っていると健康上の懸念が出てくるから。 一応切れてるのでカエリでは無さそうですが、剃刀も庖刀研ぎの要領で大丈夫だろう
という認識でしたので撓んでいる可能性大ですね。潔く一度リセットしようかなとも思ってます。
それと青棒ですが日本製の研磨用よりDIALUXの方が健康面で安全でしょうか? >>234
cr2o3(酸化クロム)にしてもal2o3(アルミナ)にしても顔料や化粧品の材料として使われてて、強烈な毒性はない。
問題は溶剤や不純物。海外の剃刀メーカーから専用の研磨剤は売りに出てるけど、材料は工業用と思うし高い。
一番安全そうなのはダイヤモンドやアルミナ粉末と医療用ワセリンや食用の油を混ぜて研磨剤の自作。研磨粉末の純度等の問題は残るけど、それを言うと砥石は安全なのかという話になる。
個人的には溶剤が灯油とかでも石鹸とスポンジで洗えば問題はないと思っているけど、wa粉末は安いし色々使えるから8000番程度のものを持っていても良いかも。 >>235
p.s
研磨剤は付け過ぎると皮で磨いても研磨結果が粗くなるらしいから少なめが基本。 DIALUXシリーズもオーソドックスな貴金属磨きのようなのでレシピ的に日本製の青棒と大差ない
かもですが、磨く相手別に8種類もあるようです。
研磨剤の塗布量は先ずはナイフなどで試していい塩梅を見つけます。
基剤の候補として挙げていただいたワセリンは入手の容易さの点で〇ですね。
あとは蜜蝋、ギーとか…(冗談ですが)。 西洋剃刀ってヤツを初めて入手したけど、薄いね〜
ノギスで測ったら刃先の近くは0.25o 質の良いinoxはここまで薄くできるんだね 青棒をやっと手に入れたわ。わりとデカいDAIS Oで イメージしていたのとだいぶ違った。なんというかハードパステルっぽい >>239
羨ましいです。徒歩圏内のダイソーや違う屋号の百均では取り扱いなしでした。
ハードパステルですか…
!緑の絵の具でも厚紙に塗って乾燥させてみますかね(笑) 日本剃刀の重量とか刃の角度って皆さんどの程度が好みですか?
重め、大きめが好きだったんだけど、鋼が五ミリも残ってないような死にかけの岩崎(日本剃刀)買ったら逆剃りが異様に楽だった。
理由はシャープネスとスライドカット依存で髭への圧力極小で剃るから。
理屈の上では重い剃刀でも同じことが出来るはずだけど、二丁掛の岩崎では俺には無理。
鈍めに研いで、刃を立ててこそぎ剃るアプローチなら重めの剃刀でも似たような結果は出せる気がするけど、鈍し加減が難しそう。
床屋さんの道具としてはある程度の重さ大きさがある剃刀が主流だったから小さい方が良いというのは直感的に間違っているように思うけど…。
可能性としては昔は鋼の質的な理由で鋭角な軽い剃刀で客を剃るのは難しかったのかもと思う。岩崎は最後まで刃が持ったけど、柔らかめの鋼の剃刀で刃角が鋭いものだと後半は刃が鈍り始める。穴刀だと髭を1/4剃ったら研ぎ直し。 >>242
スマホで見ると同じポイントなんだが、PCでみると文字の大きさが1/4程度なんだけど、
何故? >>0243
プラットフォームか文字数、またはIPがサーバーに嫌われている。
やっぱ最終的には程々に刃は鈍いほうが楽という結論に落ち着いた。刃が軽いほうが細かい作業がしやすいのは変わらんけど。
西洋剃刀に浮気して谷藤とかDorko買った。
谷藤は顎が引っ込んでいる形状が独特。
Dorkoは硬いっちゃ硬いけど青高速度鋼程度?青の様に天然砥石削り棒でな無い感じ。
使用感はすっごい普通。でも西洋剃刀は長すぎて苦手だわ。 高値更新のプッシュ通知が遅れてまた落とせなかったわ 日本剃刀って人気あるわ HHT-4レベルまで追い込める研ぎのテクがあれば二丁掛けかなぁ…慣性でスイスイ剃れそう
自分は未熟なんで今のところ一丁 >>245
海外からの買いが最近多いからね。リストアして売っているよう。
手数料の関係か単品は意外と安かったりする。
>>246
確かに慣れると鋭く研げるようになるが、鋭くなっても良いことはあまりない。
HHTの問題は髭に比べて他の毛が柔らかすぎること。
硬く太い物を切断するためには斧のように先が鈍く、多少丸くなっている必要がある。
例外もあるが西洋人の髭は日本人の髭より柔らかいから特に。
実験的に日本剃刀の背を持ち上げてナイフ研ぎした事がある(多分45から35度)。
スネ毛とかは距離1cmで切れ、ツリーチョッピングはヒット率低。
soaking無しでは一部引っかかる感覚あったのと皮膚に当てる角度に戸惑ったけど剃れた。
hanging stropとかも刃を丸めて先端角度を鈍らせている。
西洋剃刀でもグラスカットとかやる。
研ぐのと同じかそれ以上に適度に刃を丸めるのも重要な技術。
剃り音の静かな西洋剃刀があってねメッチャ快適なんだわw
事前に髭を柔らかくする作業も大事だよね! 俺も砥ごうとして断念して替刃式ストレートにいっちゃったけど、カミソリ砥いでちゃんと剃れる人は尊敬するわ
ナイフや包丁を砥ぐのさえ難しいのに、カミソリだからなあ ベタ研ぎの剃刀の方が断然簡単だよ
角度を自分でキープしなきゃならない包丁ナイフの方こそ慣れが必要 内の女子どもが使ってる使い捨てレザーをたまに拝借するけど、何ていうか
剃るときの感触が日本剃刀のほうがいいな、切れ味は負けてるけどw >>0248
手間を考えなければ、お風呂に浸かった後の柔らかい髭を刃が鈍い剃刀で剃るのが一番だな。
梅雨でタオル乾かない時とかソープで洗って即剃ってるけど…。
>>0251
まず前提として最初は角度保持を助けてくれる治具を使ったほうが研げるのは事実。
だがレザーや大工道具の刃の水準になると圧力の変化が重要になる。
で、圧力が常に刃先に掛かる状態を維持できる様になると、治具があっても無くても似たようなもの。
さらにhollow groundの剃刀は撓むから圧力の上下で刃の角度が変わってしまう。
例えば欠けの除去のため220番を使う時、背を浮かせてガッツリ圧力かけて削る。
1000番も似たようなものだけど、終わりに近づくにつれ圧力を減らして寝かせ気味に研ぐ。
で、3000番の終わりから背が砥石に触れる状態で研ぐ。
刃がつくまで相当時間が必要と思ったけど、3000番は三分程度で終わった。
剃刀やnear wedge でも程度の差はあれ似たような現象は発生する。
背を砥石に当てながら研ぐとビリビリと振動したり滑らかに研げない事も頻繁にある。
スパインが水の上に浮くような加減で研ぐ。
結論としてはナイフとレザーで難易度はそう変わらない。
研げる人はどっちも研げるし、研げない人はどっちも上手くは研げない。
>>0253
日本剃刀にも色々ある。
けど、普通は革砥とかシルクラップで刃先に丸みを入れて角度を落として使う。
仕上げ砥石で研いだ段階で市販の剃刀より刃が鈍いなら、刃先が研げてないかカエリが取れてない。 西洋剃刀を研ぐ時に背側にテープを貼るか貼らないかはマニアの間でもよく話題になる
現在の西洋剃刀職人は研ぐ時、背にテープを貼る人の方が割と多い
背にテープを貼らず研ぐ場合はベベルをリセットする必要が生じその後の進行は各個人次第となる
テープを貼らず研ぐと最初は背側と刃側で均等にすり減っていき最終的には背側に沿って2次的な線が発生してしまう
一方背にテープを貼っても長年にわたり研ぎ続けるといずれは形状が崩れ正常な刃が付かなくなる
ただこの場合たとえ毎日のように頻繁に研いだとしても形状が崩れるまでには数十年を要する
多くの剃刀ユーザーの寿命あるいは剃刀を使えなくなる身体状態に陥る方が形状が崩れるより先に来る
万一形状が崩れてもなお髭をそれで剃れるほど元気であってもユーザーは新しい剃刀をさっさと購入するだろう
日本剃刀と異なり西洋剃刀は仮に毎日使ったとしても砥石にかけるのは数か月から1年に1回で十分
多くの西洋剃刀使いは最低でも何本か所有しそれをローテするのでなおさらジオメトリ問題が生じるまで使うことはない
なので西洋剃刀は背にテープを貼って研いだ方が良いし現在の剃刀職人の多くもテープを貼って研ぐ人が多い
もちろんジオメトリが崩れるまで研がれ使われ長年に渡り放置されていた古いビンテージ西洋剃刀はこの限りではない >>255
テープを貼って研ぐと背側がほんのわずか鈍角になると思うけど、そのメリットは?
その方が長切れするとか? >>256
美観。物によっては金なんかで装飾されてる。
人によっては背を削ってしまって刃がつかないとかあるからその予防。
粗研ぎを薄めのテープで、仕上げを厚めのテープとかまあ色々出来ると思うよ。
鈍角になるのは気にしなくて良いと思う。14−18度はキッチリ研ぐと鋭すぎる。 メーカーさんはそれなりに刃を付けて出荷と思うんだけど、メーカーさんはまさか
テープ貼って研がないよね? >>258
テープ貼って研ぐトコも有るよ。
装飾されてるのとか個人工房の製品はテープ率高い。金で背に飾り入れてるからね。
個人的には面倒だからテープ貼らんけど、西洋剃刀で加減間違えて盛大に背を削った事は何度かある。実用上の問題は出ないけど、見た目は良く無いね。 >>257
美観なら厚み的に同じテープでいいのかな?って思うけど、粗研ぎは薄め、
仕上げを厚めとした狙いは? 古い肥後守ナイフを砥いである程度切れるように仕上げたんで前から気になっていたナイフでひげ剃りを風呂場で石鹸の泡と試してみたが普段使っている二枚刃安全カミソリよりやはり切れが悪い。
時間かかったけど濃いめのヒゲの自分だけど何とか剃れた。
肌を滑らす角度も恐る恐るで安定しないし肌の突っ張り感があるし場所によって少しヒリヒリする所もあった剃りも顎の下辺りは浅剃りな感じ、やはり専用のカミソリだと大分違うんかな? >>261
まずは替刃式がいいよ。カミソリを砥ぐのは本当に大変。替刃式ストレートのスレがあるので、ここは砥ぐカミソリの話がメイン >>262
レスサンクス、剃刀砥ぎは難しそうよね替刃式で先ずは切れ味を知ってからも大切ね 肥後守のデフォの鎬の位置だと剃刀としては鈍角過ぎな気がする。 調べてみたら剃刀は10数度辺りの刃角なんですね、私の肥後守は30数度程度なんでかなり厚い。
でも何とかなったんで本物のひげ剃りをちゃんと砥いで試してみたくなりました 俺は砥ぐのは断念したなー
なまくら気味の刃がついて喜んでたら刃が欠けてモチベーションを失った >>265
昔の剃刀で30度仕上げとかあったので角度的には問題無い。スムーズさ云々はカエリの処理とかだね。
剃刀鋼材で青二を使っている事もあるし、根本的には剃刀とナイフの違いは無い。ただ剃刀の方が傾向として研ぎやすく、硬くて脆い刃に作られている事が多い。
ヘンケルスのステンレスピーリングナイフとかでもツリーチョッピングが出来る刃に仕上げられる。髭も剃れると思うけど、先尖ってるから何か嫌。刃持ちは多分悪い。 ステンレスって刃こぼれし易いイメージがあったけど、ゾーリンゲンのフリオデュアは
基本青棒、たまに砥石でけっこういい感じに仕上がるよ >>0269
ステンレスと言っても色々だけど、基本クロムが入っていると粘りが出て柔らかくなる。
粘るから簡単には尖らない(切削性が悪い)、欠けない、柔らかいから簡単に削れる。
大昔の安物ステンレスは研ぐのが難しくかったけど、friodur世代では鋼に劣らない(泣)。
ところで研磨剤と革砥、ラッピングフィルム無しで剃刀研いでる人います?
以下のようなことで悩んでます:
一応使えるとこまでは研げるんけど石だけだと一歩革砥に劣る。
革砥や研磨剤使うとどの石使っても結果が同じだから悲しい。
研磨剤なしでもしつこくストロップすれば良い仕上がりになるけど、手間…。
江戸時代とかどうやって研いでたんでしょう?やっぱ砥の粉?
あと天然砥石って拘る必要あります?個人的には外れ引いた事がなくて京都の河原で拾った石に面付けをしたものでも問題なく研げました。
最初は白巣板!黄板!白浅黃!緑板!戸前!赤ピン!と喜んでたんだけど…今はどれ使っても普通に同じ様に研げる(笑)。 >>261で肥後守髭剃りチャレンジした者なんだが色々悩んでレザー型の中古買って砥いで使ってみたらやはり良かった、レザーの砥の流儀は8の字とか色々動画見て試したけど普通に面出しした中砥と天然砥石の合砥とスエード革で慣れてるやり方で研いだのが1番切れるようになった。
替刃式じゃないレザー型使ってる人なんて殆ど居ないと思ってたが中古相場高いねあれ当時の新品は幾らしてたのか気になる
https://i.imgur.com/ZiQPcVY.jpg
https://i.imgur.com/oCTe2Q2.jpg >>268
その後肥後守も再度気合入れて慎重に研いだら良くなりました、仰れてる通りでしたありがとうございます。 将軍家とか地方大名とか、お偉い方々の月代の部分を剃ることを任された人は
どうしてたんだろうね?今と違ってダイヤモンドペーストとか青棒はないだろうし… 普通に砥石で仕上げれば良いんでない?人間それしか選択肢無いならそれで何とかしちゃうでしょ。
砥石だけで普通に仕上がるよ >>273
おめでとう。
レザーの価格推移?ピンキリだったようです。
基本プロの道具だったので今の感覚で2-10万、今でも新品は同じ程度。ただ作るのが難しい物ではなかったので数千円のものも。岩崎の日本剃刀の昔の価格とかカタログ読むと青棒とそう違わなかった。
今の中古が高いのは海外の需要です。 >>275
大物相手だと時間掛けられるから難しくは無いと思う。砥石で研いで木板などでストロップしていくと良い刃になる。ただし時間がね。
>>276 >>276
砥石だけは無理。
昔の床屋さんは手の皮を使っていたと聞くけど、砥粉併用だったのか、木板で処理したあとに手の皮だったのか、それとも皮の前に布使っていたのか。そういう話し。
日本刀なんかも最後は砥粉を手の指で刃に擦り込んで側面仕上げるらしいよ。前段階では金属の棒と砥粉。 正確には天然砥石で研いでティッシュで拭くだけでも剃れるけど、スムーズさとか肌への優しさが1段落ちる。玉鋼は砥石だけでも比較的優しいから剃刀そのものの質が違った可能性もあるかもだけど、床屋は何かしらの工夫をしてたと思う。 革砥として使い物になるか不明だけど鹿の革なら確実にあったはずだよね 日本刀の仕上げは内曇り砥石で刃を付けたらその後極薄名倉天然砥石や酸化鉄粉とかこすり付けるのは切刃部分のお化粧磨きの為なんで切れに関するのはほぼ内曇り砥石までなんですよ。
床屋の革砥はコードバンとタイダウンベルトみたいな分厚い繊維がセットになってる事から昔は分厚い布切れでこすって仕上げをしてたのかな?って思いました。木の板でも良さそうだし >>281
ももんじ屋っていうの?野生の獣の肉を薬として専門に扱っていたお店はあったようだし江戸時代でも肉食の文化はあった(ただしとても高価)。そういう理由で皮も入手は可能だったと思う。ただ入手性は悪いし日本の風土に合わないしで一般的ではなかったのだと思う。 >>282
剃刀もそうだけど研磨の最終段階で手の皮と砥粉を使うと良いというのは一般的な知識だったと思う。皮も入手可能だったから革砥も試した人は其れなりに存在したと思われる。しかし流行らなかったんだろうな。布砥は無かったと考えるほうが変な話だが、現代に残る伝統文化に其れらしい形跡は無い。
剣術も江戸時代では突きが主流だったのに今ではそういう尖った流派がないように、当時の技術や思想は結構消えてる。刀の磨きだって昔は量が多かったし貧乏な武家も沢山。当然磨き方も今のような儀式的なものではなく各人が工夫を凝らして効率を追求して様々な手法が有ったはずだけど残ってない。
日本剃刀も伝統有ると主張はされているけど、百年程前のものは少し形状が違うし研がれ方もスマイラーが多い。江戸時代まで遡ると別物だった可能性も有りそう。
古い玉鋼は研ぎもストロップも凄い楽だけど、流石に手の皮だけで仕上げるのは効率悪すぎて信じられん。衛生面の問題もあるし、手の皮無くなる。床屋はサービス業だから剃刀の品質落としたら仕事無くなる。効率も大切だったはず。
まあ、剃刀の性質が違った可能性も高いけどね。あと耳刀の由来は細くなった剃刀と聞くけど現代の剃刀だと耳刀として使える様な形状には変化しない。そう考えるとtrue wedgeと同じで元々日本剃刀は小刀形状だったのかも。元々28-30度程度の角度に研いでいれば皮砥の必要性もそこ迄ではないし、鋼が軟らかくても刃持ちする。 玉鋼の剃刀かぁ…、江戸時代にも存在したんだろうか? >>286
玉鋼の命名は明治。現代の玉鋼製鉄は江戸期又はそれ以前を再現したものとしているが…まあ…現実には不明。
昔の和鉄の品質はピンキリだったと思う。技術的な上限と材料から考えて最高品質のものは現在の刀剣用と同等以上。古刀などだと鉄の成分が現代の物より飛び抜けて良いものもあるそうだから上澄みの品質は良かった。でも其れが一般の床屋が使える値段だったのか?と問われるとね。鍛錬で不純物は抜けるけど、脱炭も進むから柔らかくなる。
今残っている寺正、誠一郎、永正以上に軟らかかったとすると木板と手のひらの皮でストロップするだけでも十分だったのかも。 明治以前のものは和鋼と呼ぶべきなのかな? いづれにしても恐ろしく手間と時間が
かかってそうな鋼を剃刀用にしたとはちと考えにくい。可能性としては鍛錬し損ないの個体くらい? >>289
江戸時代の和鉄製造は砂鉄からの物(人力だから多分コスト横並び)と古鉄の再生品。燃料は炭使ってたから窒素や燐の問題は少なかったそうな。炉毎の品質のバラツキは材料の質と設備、技術者依存。
推測だけど商売だから設備、技術面では何処も高い水準で枯れてたと思う。材料も燃料費考えれば厳選してたろ。
だから炉の内部の位置関係とかで、炭素含有量が高い一級品と二級、3級品が決まってた。
刀なんかは叩いて折返す事で炭素含有量が減るというか減らすので一級品を使わないと柔らかくて実用出来ないものになる。
剃刀は叩いたり折返す必要がないし割れやすくても問題ないから二級品でもオッケー。 刀と違って軟鉄と接合する意味もなかったと思うんだけど、今のように霞にしてたんかね? 包丁などは残ってる写真見ると全鋼に見えるものか儀式用の刀型が多いように思えるし、形も現在の物とはかなり違ってて霞包丁は近代になって潤沢な鉄の供給が始まって普及したのではと思う。裏スキの削りとか手仕事なら地獄だし。
下のページの最期の方にあるのが岩崎の師匠筋千代鶴是秀作の剃刀らしい
https://historyrazors.wordpress.com/2016/12/08/iwasaki/
なお古めの玉鋼剃刀の精一之作を天然砥石で研いで木板で仕上げたらフェザーの替刃一歩手前程度までは楽に仕上がったから鋼によっては革砥とか布砥無くて効率は悪いけど使えなくはない。
近代以降の和鉄の製造法では鋳鉄や高炭素鋼は容易に作れたが低炭素の軟鉄になるほど人力で叩きまくって還元して作るしかなかったのではるかに生産が困難で高価なものだったのよ
高炭素が一級品とかバカも休み休み言って欲しい >>291
http://www.wakou-museum.gr.jp/spot8/#:~:text=%E7%8E%89%E9%8B%BC%E7%89%B9%E7%B4%9A%EF%BC%9A%E7%82%AD%E7%B4%A01.0,%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%8C%E3%80%81%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%95
1.0〜1.5%を含有し、破面が特に均質なもの
玉鋼1級:炭素1.0〜1.5%を含有し、破面が均質なもの
玉鋼2級:炭素0.5〜1.2%を含有し、破面が均質なもの
玉鋼3級:炭素0.2〜1.0%を含有し、破面が粗野もの、別名大割下(おおわりした)ともいう
炭素量が高いものが一級品だぞ。喧嘩しても意味ないがもう少し知性ある書き込み求む。
実際に江戸時代も同じ分類や考え方をしていたのかは別問題だけど脱炭は加熱などで可能。低品質な鉄は炭素が問題なのではなく他の不純物だね。
鋼より鉄の方が貴重であった可能性はそれなりにある。が、古い寺院などに使われている釘は鉄なんだよ。
あとうろ覚えだが産業的にも鉄の時代のあとにコーコス使った鋼の量産が来るから、鉄に炭素を付加するほうが抜くより難しいのだと思う。 勿論完全に炭素を抜くのは現在の技術でも困難だし、刃物製造の文脈での話ね。鍋や釜はまた別の話があったろう。
なお日本の鉄は時代を遡り製鉄技術が未熟な時期ほど純度が上るらしい。何でも低温の炉とか南蛮鉄の影響らしいよ。 ちょうど一年前にめぐろ歴史資料館ってところで千代鶴是秀氏を含む
目黒にゆかりのある名工の特別展があったそうな… >>292
江戸時代以降の近代たたらによる製鉄法では銑押し法では主に銑鉄が、
ヒ押し方でも銑鉄と高炭素鋼しか得られない
そこから需要の大きな低炭素で加工のしやすい軟鉄を作り出すには、人力による大鍛冶作業によって脱炭と精錬の工程を繰り返してやっとこさ出来上がる
これは日本では幕末に西洋技術の石炭高温炉が入ってくるまで熱源としては温度の足りない木炭しか使えず効率的な還元・精錬方法を持たなかったためとてつもなく非効率な人力大鍛冶作業に依存していたから
比較的簡単に得られる鋼よりも軟鉄のほうが貴重で高価な代物だった >>295
有難う。
でも"比較的簡単に得られる鋼よりも軟鉄のほうが貴重で高価な代物だった"この結論はソース有る?推測?
一般に高炉の前に塊鉄炉が使われ始めるんだけど、この手の低温炉からの鍛造だと叩く回数がおお過ぎて鋼の製造が難しい(錬鉄になる)。また高炉はコークス以前は木炭で運用されてたんだけど(木炭のほうが質の良い鉄が作れる)、大規模で周辺環境への影響が大き過ぎて使えないかった(高炭素鋼を生産できる高温の炉はデカい)。そして最近の研究だと青銅時代でも一部地域だと原始的な製鉄が行われていた痕跡が見つかっていて製鉄のハードルは実は結構低かったらしい。また古鉄の再生も低温の炉で熱して打つことで行っていたとすると、手間は凄かったと思うけど小規模になら各コミュニティで錬鉄は自給自足出来てたのかもと思うのよ。
古代ギリシャで蒸気機関が発明されていたけど奴隷のほうが安かったのは有名な話で昔の労働力って凄く安くて、地元で作れないもののほうが貴重だった。
要は分からないって話なんだけど、錬鉄は古鉄ののリサイクルや原始的な炉で賄えるのに対して鋼は大規模な炉を有する産地からの輸入だから鋼のほうが安かったと言われても何が根拠となるものがないと本当に?って感じ。
勿論錬鉄が安かったとする理由も無いよ。価格は需要と供給で決まるわけで、炭素含有量が低い方が錆び難く、鍋釜には適している。ただ同時に鋼の供給は環境面で規模拡大が不可能だったという側面もある。製鉄なんて際限なくやったら国が消えて無くなるから、ダイヤの供給のように絞られていた可能性が高い。
個人的には古い包丁や剃刀は全鋼だったのではと思っているけど資料がないんだよ。 江戸中期辺りに越前や堺で作られた包丁などが良い状態で何処かに残っていればね〜 >>297
残っていると思うよ。誰も興味無いだけで。調べるより歴史は捏造したほうが楽だし箔が付くからね。特に和包丁売っているとこは伝統が売りだから検証はしたくない。
この人は江戸時代以前の鉄の大部分は国外からの輸入とかタタラ製鉄以前にもっと原始的な製鉄が日本で使われていた筈と主張しているけど、やっぱ何も証拠は見付けられてない(鉄は錆びるしタタラにしろ原始製鉄にしろ痕跡が残らない):
http://ohmura-study.net/017.html
奈良時代あたりの日本刀形状の包丁は逆に残っている。江戸期の包丁で検索して出てくる写真はここの物だけ:
https://www.kiya-hamono.co.jp/hamono/wa_rekishi.html
流石に一本では空想が捗るだけ。1800年代以降は現代の物と同じとの主張だけが歩いてる感じ。どっかの博物館には昔の包丁が収蔵されているのかとも思うんだけど、ヒットしないね。
なお現存する日本最古の剃刀はこれらしい: https://www.riyo.or.jp/vol-47-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9C%80%E5%8F%A4%E3%81%AE%E5%89%83%E5%88%80%E3%82%92%E5%8F%8E%E8%94%B5%E3%81%99%E3%82%8B%E5%AF%BA%E9%99%A2%EF%BC%88%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%9C%8C%E8%91%9B%E5%9F%8E%E5%B8%82/#:~:text=%E7%8F%BE%E5%AD%98%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9C%80%E5%8F%A4%E3%81%AE,%E5%8F%8E%E8%94%B5%E3%80%81%E5%B1%95%E7%A4%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82