スレがお亡くなりになっている…。  
  
日本剃刀の刃持ちについては俺も悪いとは感じない。  

何故刃持ちが悪いとか言う人がいるかについては、砥石と接する面積が関係してるのではと思う。
日本剃刀の場合表の刃鏡が広すぎて一度平面を狂わせて刃先が砥石に触れなくなると修正が難しい。更にその段階で研磨剤ストロップで無理に刃を付けていると、どんどん丸刃になるんだと思う。  
  
俺も一本表の一部が微妙に凹んでいる日本剃刀持っているけど、普通に研いでも硬すぎて修正は難しい。ストロップ掛けると凹んでいる部分にも刃がつく。  

修正方法としては小出力のペンルーターとダイアモンドビットで刃と背の鏡面部分を削ってから手間を掛けて優しく5000番で面を出すしかない。昔の人みたいに上から体重掛けてミリ単位で前後に動かして削るのも手だけど、砥石の強度と体力的に難しいよ。  
  
別にストロップが悪いわけではない。軽い力で掛ける限り問題は起きない。  
ただ鋼が硬くて砥石に当たる面積が大きいと刃を丸めたとき研ぎ減らすのは大変。  
  
砥石と木片ストロップでtree choppingが出来ないなら刃角度が鈍角化しているか刃先が砥石に当たっていない可能性が高い。或いは鋼が焼き戻っている。