【丈夫】電工ナイフ【用途いろいろ】
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ナイフマガジンでも取り上げられるようになった電工ナイフ。
過酷な工事現場環境で使われるだけあって丈夫で安全性も高い。
ホームセンター等での入手も容易。
電工以外のいろいろな用途にも使えそう。 昔ガキの頃に親父に買ってもらったボーイスカウトのナイフ、これ明らかに電工ナイフだわ。
柄は骨で、ボーイスカウトのロゴ?マーク?の刻印がある。
ブレードは少しホローグラインド。
何も知らなかったガキの俺はベタ研ぎして台無し。
硬度はいまいち、でもベタ研ぎしてるからしょうがないかな。
俺はボーイスカウトに入ってなかったが、デパートに入ってるスカウト協会店?みたいな所で買ってもらった。
ボーイスカウトでも使うくらいだから、アウトドア全然OKじゃないの? >>208-209
>>212
ナカーマ。北海道鍛冶屋少ないお・・・ >>213
北海道鍛冶屋どころか、刃物扱う店が少ないような・・・・・・・
(´・ω・`)開拓時代には土佐の鍛冶屋がいっぱい蝦夷地にいったそうだが、、、みな滅びたか 夏に旅行がてら行けばいいじゃん。
ムツゴロウ王国にもちょろっと遊びにいったりさ。 北海道は刃物の習慣がなさすぎると思う、近くの金物屋に行って
70才くらいのおばあちゃんに「柄が木ではなく、1枚の板からでき
てる切り出しはありませんか?」とたずねたところあからさまに嫌な
顔をされて「持つところまで金属だと危ないですよね、そんなのある
んですか」と言われた・・・ホーマックですら置いてあるとこは
置いてあるのにorz
ムツゴロウ王国はお引越ししました、評判は悪いようだが・・・
ttp://www.tanteifile.com/tamashii/index4.html >>221
確かに北海道は刃物の習慣がなさすぎるね。
なんでだろ・・・・・・・。
開拓時代にムツゴロウ王国はない、とか、そんなころに旅行気分では蝦夷にいけない、
とかそういうツッコミをきたいしてた方としては・・・ 気温が下がりすぎると、持ち手が金属では使いにくいとかそういう環境的な
問題はないんだろうか?
それはそれとして、以前テレビで、北海道の漁師の人が使っていた、円筒形の
木の柄に、両刃で先端に向かって緩やかな弧で先細りになってゆく左右対称形の
出刃包丁くらいの厚みのナイフが気になっているんだけど、ご存じの方はいない
だろうか。
ぱっと見、牡蠣をこじ開けるヘラのように見えたんだけど、それで魚の腹を割いて
いたのでそれなりの刃が付いているのだと思われる。
分かりづらい説明の上、電工ナイフとは関係ない話題で申し訳ないが。 >>224
冬は外で刃物使う機会がないよ、巻き割りするような人たちは知らんが
冬の海は釣りにいっても死ねるし山は語るまでもない。一般人は
冬に外ですることは雪かきくらいだと思う。
そのナイフは知らないな、漁師、釣り人はほとんどマキリ持ってる気がする。
でも興味あるな、とても気になる。 それ俺も見た。
ナンダアレ!ってテレビの前で(ry 北海道の沿岸の町に住んでいるけど、マキリは金物屋やホ−ムセンタ−に普通
にあるよ。全鋼で1500円、鍛接(商品名:大漁)で2000円ちょっと。柄だけで
も売られてる。漁師じゃないけど職場で使ってるし、自分でも何本か持ってる。
今はもう廃業してるけど、元鍛冶屋さんが近所にいるよ。林業は衰退したし、
以前至る所にあった鉱山も殆ど無くなり、農機具も機械化されて仕事が無くな
ったんだろうね。
電工ナイフのスレだったね。電工ナイフの大ファンで、5〜60本は持って
る。使うだけでなく、色々集めてみるのも楽しい。でも、メ−カ−を特定する
のが難しい。箱に製造元が記載されていないものも結構ある。 >224で書いていた刃物は、漁師マキリだったのかもしれません。
テレビの画面では、光の加減で刃の部分がよく見えなかったのと、左右対称形
の刀身のせいで両刃だと思いこんでいたのですが、マキリを検索していると、
片刃である以外は上の条件と合致するようなマキリもあるようで、こうなって
くると「絶対に両刃だったか」ということに自分で自信が持てなくなってきました。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~shuuzo2/makiri01.htm
の二枚目の写真(10cmのスケールがあるもの)の木柄のマキリがかなり
記憶に近いようです。 ホントだ。テレビ見て、俺も両刃だと思ってた。
確かにこの形だったな。
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~shuuzo2/gazo/makiri-2s.jpg
これの上の奴が見た奴と同じっぽいな。 ほう、普通のまきりだったのか。本州のほうにはまきりってあまりないの?
北海道の釣具屋、金物屋にはほぼ必ず置いてあるけど・・・
オレも長めのやつを1本持ってる、もう少し厚みあれば完璧なんだけどなあ 俺って好きなもの買いだめする癖(?)があるんだよね。
ついさっきホムセンで電工買いだめしてきたよ。 >>231
うらやましい、オレはサンドペーパーまでしか買いだめできません。 >>230
たしかに。有ったら教えて欲しいです、マキリを売っているお店。山口でつ。 >>232
電工ナイフって店によっては凄く安い所がありますよ。
俺はそこで肥後守なんかも買いだめしてます。まあ店員に変な目で見られますがそ
れは我慢ですね。
まきりは沖縄・那覇の金物屋にもたくさん置いてあった。
途中の関西や九州の金物屋にはほとんど置いてないのに
日本の最北端と最南端でだけ普通に使われているのって面白いね。 >>233
山口はわからないや・・・近くの金物店、釣具屋、ナイフ屋いってみてはどう?
>>234
ほむ、今度値段をよく見てみようと思う。オレは1000位のしか見たことなかったと思う
>>236
まきりは安く、気どらなく、それでいて万能な刃物だよね。もう少し普及して
もよさそうなものだが。うちの市では釣り人が多いんだけどほとんどの漁師と
釣り人はアレを持ってる、ステンレス製の130mmが好まれているみたいね。
オレは合わせの150mmを持ってるけどそれはコレクション、釣りに行く時は
180mmの愛用剣鉈を持っていくのだけどどうどうとは使いにくいね、
カバンにしまっておいて使うときだけ出すようにしてる。 レス頓楠でつ。
沖縄にもあるのでつか。沖縄は豚やら猪やらを食べる地域ですね。それと
関係があるのでしょうか。山口あたりだと釣具店、金物店、何処へ逝っても
置いていないでつ。 >>238
ほむ、うちの地元には特産的な刃物とかないなー、ツマンネとか思って
たけどあんなに身近なものがそれだったとはね。
ここにまきり売ってたよ。
ttp://www.rakuten.co.jp/yminfo/480992/480995/
まきりの特徴としては刃が包丁並みに薄く片刃なので切れ味がよく研ぎやすい
のと極限まで軽い。噂によると柄の浮力で海に落としても浮くとか、
やったことはないので真贋は知らないが浮いてもおかしくない軽さだね。
ただ包丁並みに脆いので荒い使い方は禁物、軽くて気軽に買いかえれる
包丁とお考えください。 なるほど、マキリは要するに包丁なのか。切り出し小刀のような用途を想定
していたのだが、勝手な思い込みだったようだ。
当方、富山県民。刃物は好きな方なので金物屋やホームセンター、釣具屋などは
目に付いたら一通り見て回るけれど、マキリはお目に掛かったことがない、と
云うかその存在を初めて知った。北前船は羅臼昆布を運んでも、マキリは伝えて
くれなかったようで。 >>240
一度買ってみることをオススメするよ、実用品だということを実感
できると思う。オレが思うにあれは包丁やカッターと同じで完成された
刃物の一つなんじゃないかな、佐治とかが漁師まきりを作っていていい
作りの鞘に厚めの鋼材だがアレはたぶん機能的に普通のまきりに劣る。
漁師まきりは2ミリに満たない薄いブレードと白い柄となるべくなら
プラスチックのシース、これで決まり。
脱線しまくりすまない、どこでも脱線する癖なおさなければorz >>240
漏れもまきりの存在をこのスレで知りましたよ。
>>237
漏れのよく行く所では電工ナイフは高くて680円だったよ。
でも違う所では780円(勿論同じ商品で。)だった・・・・・・・・。
この差は何だ!? >>245
何を使ってきた感想だ?
暦が分かると非常に参考になるんだけどなw 電工ナイフを蛤刃に研いでみたよ。
野外でも3Mのスポンジ研磨剤を持ってれば、簡単にカミソリのように研げる。 俺って電工ナイフは好きなんだが無知なんだ。
そこで教えて貰いたいんだが、ナイフを振ると前後に動く(カタカタする。)
んだがどうすればいいんだ?? マキリは浜の金物屋に行けば、浜の名前入りのがある。 >>253
電工ナイフは振って使うものではありませんが。
左右にガタがあるのならば、カシメ部分を叩いてやれば締まってガタつきも
収まると思うのですが、前後、というのはかなり痛みが激しいのでしょうか。
とりあえずカシメ部分を叩いて締めても通常の使用に不都合が出るくらい
ガタつくのであれば、それは寿命ではないかと思われます。 電工ジャックナイフってのを今日見た。
まさに、カッターの切れ目なしVer.な感じ。
既出? 押し出し式で電工ナイフみたいにポイントのないナイフ、という感じか?
オレは見たことがないな。 ttp://www.jefcom.co.jp/pdf/076.pdf
これだね。
デンサン(ジェフコム)やマーベルといったメーカは電工の間ではメジャー。
ホームセンターにはあまり並ばないけど。 なるほど、デザインも最近のカッターみたいなのか。
見かけたら買ってみよう。 >>256
分かりました。早速やってみます。
そしてアリガd。 電工ナイフはいいねぇ…
鋼材がいいのか切味抜群だよ。
1000円とは思えなage >>263
電工ナイフで産毛剃れる??
漏れのはなんか調子が悪くて、あんまりよく剃れないんだよなあ・・・。 >264
研いだら産毛や、コピー用紙がおもしろいほど切れるようになるお。
じゃあ俺の研ぎ方がおかしいんだな。
コピー用紙は面白いほど切れるが、産毛までとはいかないなあ。 おーい
皆でカカコしようよ(´・ω・`)
皆の電工ナイフの鋼材って何よ?
俺のは真偽は不明だが「日立安来鋼」って刻印してあった 俺のはただ「特殊鋼」とだけ…
他の電工ナイフも買ってみようかな 電工ナイフは丁寧に鋭角に研ぐと神の切れ味になるよ
ZDPやS30Vのナイフ以上に切れる >268
買っちゃえよー
んでうぷしる( ̄ー ̄)ニヤリッ
>269
俺は鋭角に研ぐのに半日かかったよorz
電工ナイフへの興味から、電気工事士受けた奴居るのかな? 物置から見つけたサビサビのナイフが電工ナイフというものと知りました。
とりあえずさびを落としてみました。
何でできてるのか?なんか割込という文字が刻印されてる。
あと光義?みたいな字も。 しかしなんつーかバネ硬くて
開いたり閉じたりするの怖いです・・・・。
漏れも丁寧に研いでみるとするか・・・。
半日以上かかりそうなんで明日やってみるお。 >>257
どこかの店でみたのか?
それともHP? これ?
ttp://www.jnetshop.jp/detail/3567/ >>277
それは以前どっかのスレに粘着していた奴が
>>258
見たいな事を小出しにしてお前ら何も知らないなとか言って荒してた奴
その時の結論
商品名や用途はともかく
こ の 板 的 に は 電 工 ナ イ フ で は な い
だったw 何ィ?電工ジャック?ただのでかいカッターじゃねえか! 鋭角に研ぎ直すのに半日もかかる人は荒砥を使わないの?
大きく欠けた斧や鉈となると何を使おうが手研ぎでは時間がかかるが、
電工ナイフは焼入れ硬度がさほど高くないから最初に金剛砥を使えば
仕上げまでに1時間以内、長くても2時間以内に研ぎ終わると思うが。
ステンレスに合う砥石ってどんな物があるんですかね? アメリカ人たちと電気工事やってて、かわいいと思うのが、彼らは小さなナイフ
を起用にクリクリ使うってとこ。
日本の電工ナイフは、たいてい10センチぐらい。フォールディングもシースも
それは変わらないみたいだ。
彼らのは7〜8センチ、 3インチってやつで、10センチもある長い電工ナイフ
は、使ってるのも、売ってるのも見たことない。
刃の材質は、日本のほど硬くなくて、バネみたいにしなる感じ。 だから
刃持ちはよくないけど、研ぎやすい。そこら辺にころがってる平らな石でフツー
に研いでるのをよく見た。
考えてみると、 砥石で研いでるのを見た覚えが無い・・・・
アメリカ人はカッターは使わないのか?
あちらじゃスーパーナイフなんてのが普及してるようだが ぜいたくな親方の所じゃ、アルミボディの中に菱形の刃の入った カッター風
のナイフを使ってるとこもあったが、何故か大事にされてなかった。
それに、オルファ(日本製カッター)だと被覆だけでなく、芯線の銅にサクッと
食い込んで、切れすぎで都合が悪いんだね。
職人には、ガーバー や バック だって普及してないってばさぁ。
特にUSだと電気工事なんか下層民の仕事だと思われてるだろうから
鋭い切れ味の刃物があっても使いこなせないような連中ばっかりなんじゃないかなあ? >>286->>287
ブルーカラーといえば電気工事だけじゃない.
警官も軍人もだな.エライさんは別.現場のヒトたちね.
アメリカの特徴はブルーカラーに明確な区分があることに加え
ブルーカラーに特に上昇指向もホワイトカラーへのねたみも
ない点だよ.
だが彼らの中にこそ,趣味でナイフってヤツは多い.
ハイエンドはむろん高いが,総体としてはモノ趣味の中でも安いほう.
尤も多いといっても,日本で1000人に一人が100人に一人ってなもんで
普及してるとかみんな使ってるとかいう状況には程遠い. >>287
ま、確かに仲間や顔見知りまで範囲を広げても、武術家もナイフ使いもいないね。
腕のいい職人はたくさんいたけどね。
>>288
たしかにその通りだね。
ただ、 (電工ナイフ) ってとこが特殊なわけさ、1万円以上の肥後の守は
有っても、5千円以上の電工ナイフは無さそうでしょ?
おそらく日本でも、よその国でも、その職種の最大公約数が普及品の機能や大きさ
を決めたんじゃなかろうか?
そしてその手の道具に詳しいコレクターはその職種の人ではないことも多いね。
>>289
日本の職人は、伝統と美学で動くところが大きいと思う。
悪く出れば、自分でモノを考えず見掛けばかりを気にするともいえるけど。
たとえば現場で使う作業ズボン。
普通でも幅広で、中にはむちゃくちゃ幅広のものもある。
これって別に意味がある生まれたわけじゃないけど、ずっと続いてる。
電工ナイフも、必要性でああいう形になったとは限らないんじゃないかな。
大きめでカッコいい。でもって安い。ベストかどうかは知らんが、使える。
こういうモノが既にあれば、新入りもやっぱりそれを使うだろう。
その新入りも一人前になって、また後輩に・・・ むちゃくちゃ幅広の作業ズボンってニッカズボンの事?
あれはちゃんと意味あるよ。
電工ナイフの形も意味あるし。 >>291
そうそう、それそれ。
カッコですなと言ったのは懇意にしている作業衣等の店のオヤジね。
ナイフの形状の意味は、何かに組み込んだ刃物と違って
たいていの場合なんとでも言えるのよ。
冷静に考えて、電工ナイフの刃の形が少し違っただけで仕事が
できなくなるか?ていうと1週間位で平常に復帰するはず。
それにアメちゃんの「電工用刃物」にも理屈はあったわけでしょ。 「絶対にコレでなければならない形状」って、逆に言うと「この用途にしか使えない形状」
ってことだと思うんだが。電工ナイフは、原型が輸入品だから「日本の電工のために生まれた
形状」ではないけれど、日本の職人は元々「外から取り入れた物を自分たちのために最適化する」
ことにも長けた人たちだ。現在の電工ナイフの形状が長く使われてきたのは、結局のところ
「日本の電工シーンに適していた」からだと思うんだがね。ワイヤストリッパとか圧着スリーブ
とか出るころには、使用頻度が減りだしたかもしれんけど。
日本の電工ナイフの特徴(求められた機能)は、汎用性、耐久性、メンテ性能あたりだと思う。
なので、「形状の意味」とかいわれても、「何でも使える(電工以外でも)」としか、言えないなぁ。 >>293
「自分たちのために最適化する」 のであれば、進化していくはず。
「ワイヤストリッパとか圧着スリーブ とか出る」のに合わせて、どう
進化したのか?
また職人ならではの理由で電工ナイフを使ってるなら、電工ナイフの
手入れにもうるさいんだろうか?
これらの疑問が、電工ナイフを積極的に選んでいるかどうかを
見分けるポイントだと思う。
以下は勝手な想像なので、論破してもらえると有り難い。
現在進行形で進化し続けていなければやはり「日本の電工シーンに
適していた」とは言いがたい気がする。
でも少なくとも低価格と流通経路っていう理由はある。入手しやすい。
でもこれはナイフの特長ではないと思う。
「みんな使っているから」が最も大きな理由でないかい?
これはナイフの特長ではない。しかし電工ナイフ選択のとても大きな理由だ。 >294 かなり昔だが電気屋(屋内配線)してましたので自分の知る範囲で
少しご意見。
進化したか?ちょっぴり。VVFを割りやすいようにソングホール部に刃が
埋め込まれた。リカッソ部にストリッパー機能がついた。
手入れは適当。CRCをかけたりグラインダーでたまに研ぐ程度。
積極的に選んでるか?少なくともコレでないと具合が悪い。被
覆を剥ぐ以外にALCや石膏ボード削ったりするし、ベニヤ程度なら
鋸なんて面倒だからナイフとハンマーで切ってしまう。いろんな
ナイフを現場に持ち込んでみたけど形状や絶縁の有無、使い勝手は
電工ナイフが一番良かった。 ステンレス用砥石ってあんまり売ってないんですよね。 >295 書き忘れた。使っていたのは何処にでも売ってる黒シース入りの
ゴムハンドルの物。 たぶん論破は出来ないと思う。けれど、せっかくなので思うところは書いておきます。
電工ナイフが「今の時代の電工に、最適なナイフであるか」という点については、何とも
云えない。
ただ、「進化してゆく」という点については、電工ナイフは最初からほぼ進化の最終形
だったんではないかと思う。「万能で最適な形(=絶対なる一)」というのは、そうそう
存在しない。機能特化は進化の一つの方向性だけれど、それは他の用途に使えなくなる
ことを意味する。
>>292氏の云う、「現在でも電工ナイフを使っているのは惰性が主な理由ではないか」
との説は、一理あると思う。電工ナイフは一応、日本で最初の折りたたみナイフとされて
いて、当初は他の選択肢が無かった。現在では、必ずしも電工ナイフに固執する必然性は
ない。けどね……実際、電工ナイフって便利なんだよ。先にも書いたけど、電工ナイフの
特徴は汎用性と耐久性。金槌の代わりにもなるし、コンクリートを削ることも出来る。
各種作業に応じて、それぞれ機能特化した道具を腰にたくさん括り付けておけば、
それぞれの作業については効率よく行える。でも、特化道具を取り出すまでもない、
というちょっとした作業に広く使えるのが電工ナイフ。
その上で、メンテ性。ちょっとガタがきても叩いて直せるし、メンテ性というのは
「繊細なメンテを必要としない」ということも含まれてる。
上のような内容を包括して、構造上どうしても一体型よりは弱くなる折りたたみナイフで、
なおかつ低価格で、という条件を満たすのが電工ナイフの造り。汎用性が高い道具という
のは往々にして単純な構造で、単純な構造のものはそれ以上進化しない(関係ないけれど、
拳銃のリボルバーが比較的初期に完成してしまって以後ほとんど進化していないのも同じ
理由だ)
電工ナイフを使う理由は? と聞かれて、惰性以外にあるとすればすなわち、「安くて、
間に合わせに便利で、携行にも便利。気兼ねせずに使い潰せる」が答えになると思う。
これは、「常に最適な物が最高の物」という考え方の対極にあるので、電工ナイフに
そういう理由を求めるのならば、電工ナイフに必然性はなくなる。その視点を前提にする
ならば、電工ナイフは要らない子だよ。
なにか他の意見をお持ちの方は、面倒無ければお願いします。自分も、資格は持ってる
けど、現場最前線の人ではないので。
夏場に汗だくになって作業する等の場合はダボダボズボンじゃないと、しゃがんだり立ち上がったりする時に布が太ももに貼り付くんだよ
あと鋭いものに引っかかっても怪我しにくいし火傷から守ってくれるのもある
電工ナイフはヨットマンナイフが由来
誤って帆やロープ、電線やケーブルを傷つけないように先が尖ってないシープフットのブレード
マストや電柱の上に登って高所作業するのに持ち運びやすい折り畳み式
実に適切な形状だと思う
職人は伝統や美学を大事にするけど、それ以上に実用性を重んじるよ
実際に使ってみてダメなモノはすぐに廃れる
良いものはすぐに広まって定番品になる
電工ナイフやニッカズボンだって長い間、淘汰されずに生き残ってきたんだよ
まあアメちゃん職人と日本の職人じゃ腕や技術、規格や思想も事情が違う
だから無意味な形状だと判断するのも勝手だけどね
おお〜〜 激流だね!
問題提起したらしい私としては、こんな大勢? が自分なりの意見を言ってくれて
ありがたいねぇ ホントに。
ところで、どの人がどの人か、わかりにくくないかい?
電工は進化も細分化も時代なりで、盤屋はストリッパーが好きでも、私が上で言って
てるラインマン達には、被覆を剥くのに使えるでっかいストリッパーなんて無い。
向こうはAWGなんだけど、100スケじゃあペンチもニッパもだめで、切るにしたって
ワイヤカッター無ければ、金切ノコだしね。
その職種だけで見ると、被覆はナイフで剥くもので、その重要度は落ちてないよ。
明らかに、自分より体格のゴツイ連中と、一緒にやってて思ったのは、作業工程
そのものは、完成規格の違いの分違うけど、職人としての腕や技術、思想の部分は
差が無い っつうより同じだよ。
ほぼ同じコトをやってるのに、体のデカイ方がより小さいナイフを好む。
多分、7センチ刃渡りの エレクトリッシャンズ・ナイフ を日本で売っても
売れねえダローなぁ。
みんな意見をありがとう.
モノがモノだけに,なかなか建設的だよねえ.
>>295, >>297
進化してるし,電工ナイフならではの機能があるとの事.
「いろんなナイフを現場に持ち込んでみたけど」は説得力あるなあ.
>>298
「元からあったし,そのまま使ってて不便はないし, 安い割に
頑丈で使いでがある.これでイイじゃん」と解釈した.納得.
ただリボルバーは,ダブルアクションていう進化があったかと.
>>299
ご存知のように,汗による貼りつき防止にはモモヒキが一番かと.
でも,よりによってあの形でみんな揃える必要もないし,太いなかでも
極太が,あちこち引っ掛けやすいのにカッコ良さでまだまだ売れると
いうのは「制服改造」つまり自分の理想ではなくお仕着せの特徴に
思えるわけね.
あと誤解されてそうだけど,電工ナイフが使えないなんて事はない.
実際使ってるモノを否定してもしょうがない.
使えるが,他にも使えるモノの選択肢だってあるんではないか.
場合によっては,よりイイものがあるんではないか.
それが選ばれないのは機能・理屈じゃなくて習慣のような人間側の
理由じゃないかということ.
>>300
外国を肌で感じた人の比較論には重みがある.
コレしかないと思っていた電工ナイフが「好み」であった・・・
実に貴重な意見と思う.
それに乗っかってみたら,反響が大きくて同じく嬉しい.
せっかくの電工ナイフ,ダメなものはダメ,イイと思っていたが
偶然の産物とそぎ落としていっても残る真実のよさがあるはず.
それに一番近いのが>>295のように思える. スレチガイダガ俺は作業着はGパンが好き ワークパンツってなんかクギとか引っかけると
簡単に切れるジャン まぁ、動きやすいけど電工なんていつ天井入らなきゃ解らんし
ット言うかアメリカとかじゃGパンが作業着っぽいし
>302 俺米軍の払い下げズボン。太ももの横のポケットにタオルとノートが
入ってる。尻と膝の部分も二重になってるので丈夫。 >>300
アメリカは一般的に技術的問題を解決するのに、熟練技能者に頼るより便利な道具やシステムを作ってしまうでしょ
ランスキーなんかもそうだしさ
だから電気工事も日本と違っているのかなと
でも一緒に仕事して同じと感じたのなら、そうなのかもね
確かに今の時代なら電工作業もあまり変わりない気もするね
もっとアメリカ電工の話はないの?
それと俺の日立武蔵の電工ナイフは刃渡りジャスト7cmなんだけど、多分日本でも普通の大きさかも知れない
>>301
今の時期なら寒いからモモヒキ履くけど、夏場にそんなもん履いてれないよ
日本は蒸し暑いんだから風通し良いほうが快適なんだよ
それと別にみんなで揃えてるわけでもないしカッコ良さで選んでるわけでもない
お仕着せでもなく自分なりに金を惜しまず色々試してみて、ゆったりして動きやすいから履いているわけだが
そこまで言うなら具体的じゃなくてもいいから「場合によっては、よりイイもの」ってのを示して下さいよ
昔から職人が現実に愛用してるものに仮定の可能性だけでケチつけてるだけじゃん
習慣は気候と風土から生まれるし、道具もデザインもすでにそれなりの機能に最適化されてるんじゃないの >>304
アメリカは習慣の慣性が少ないって事じゃないかな。若い者や
部外者が何かを思いついたり持ってきたりしても、筋が通って
いれば話も聞くし試すだけはやってみようとする人は多いね。
逆に頭ごなしに否定する人は少ないね。もちろん割合の話だが
タテマエとしては少なくともそうあらねばならぬと皆思ってはいる
ようだ。
逆に日本の職人はアメリカ基準だと閉鎖的に見えるんじゃないか?
>>304のレスそのものにその片鱗を見る。
>示して下さいよ ←公平な議論に見えるが
>ケチつけてるだけじゃん ←結論は最初から出てて
>最適化されてるんじゃないの ←しかも論理的に出した結論じゃない
アメリカの電工ナイフ、見たい人は、ELECTRICIANS KNIFE
で検索すれば、たくさん見れます。
2.5インチ か 2.75インチ と表記したものが多いね。
手元のを計ると、刃渡り7センチで、切刃の長さは6センチないね。
先端は、木の葉状にとがったものが多くて、ロックなしのスリップジョイント。
電工に限らず、アメリカ人は陽気だし、よそ者を嫌わない(面白がる)おおらかさ
を持つようだ。
金髪のお嬢さんも、黒人のおかあさん電工もいたし、すもうさんデブさえいる。
人種や、性格などモロモロ、振幅が広いので、こまかいコトにこだわると、おたがい
窮屈でやってられなくなるから、とりあえず相手を認めて受け入れる。
日本人は、みんな粒がそろっていて、まじめで、基本的に善人だ。いじわるしても
嫌われるだけで、大した事にならない。
人も、電工ナイフも、違いと好みはあるけど、上下はないのさ。
今日、特殊鋼って打ってる電工ナイフを買ってみた。
研いで見たらけっこうなまくら。これ、鋼じゃなくてSUS420J2じゃん?
だったらステンレスって書けよなー。 ステンレスの電工ナイフって結構高いんだけどな
それに錆びにくいし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています