>>247
真意は同じ理解だったということで良かったです

本題ですが、中心距離を公式通りにしなかった場合、「2つの物体が接触して回転するという事象を満たさなくなる」
この言い方だと、相変わらずブラックボックスのままだと思います

具体的な例で言うと、例えば中心距離が多少離れても、相変わらず滑らかに接触して回転します
もちろん例えばかみ合い率が1を下回るなど極端にずれる場合等々は別ですが、少々ずれたくらいで
「2つの物体が接触して回転するという事象を満たさなくなる」訳では明らかにありません
公式からずれても接触して回転しなくなる訳ではないが、もっと具体的な何かの条件から外れるということです

実際、引用頂いた文献で、最初中心距離を定めずにかみ合いピッチ点やインボリュート曲線どうしの接触、軌跡の特徴などを述べています
つまり、引用文献の左半分のページでの議論、例えばインボリュート歯形どうしの接触点の軌跡が、
2つの歯形曲線の共通法線(=2つの基礎円の共通接線)を通るだとか、角速度比がかみ合いピッチ円比の逆比で表せられる
(=この比が保存されれば角速度も保存される)とか、そういうインボリュート歯形の利点の一部は、中心距離に依存せず満たすと読み取る事が出来ます。
これは本質的に重要な事だと思います

では逆に、中心距離が公式通りでなければ一体何がずれるのか?
上記以外に他の何か、具体的な満たすべき条件を加えて公式が作られているはずです
その条件は何か、ということが知りたい内容です