おまいら、歯車ってどうよ? モジュール3
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) 〈 復活じゃ
.j´ /⌒ヽ (. ワシの辞書に不可能の文字は梨www
─ _ ─ { . ( ^ω^) /─ KA400最高でちゅわ _ ─
). c/ ,つ ,l~
´y { ,、 { <
ゝ lノ ヽ,) ,/
>>9
・←のついたとこだけ読んで、それが理解できれば他も読んでくれw
全文理解できたらもう少し書く。
・歯の大きさを決める数値。
要するにこれが大きければ歯数が一緒でも
歯の大きさや強度、歯車の直径が大きくなる。
・モジュール×歯数=基準ピッチ円直径
この式を見ると上の解説が分かると思う。
基準ピッチ円ってのは歯車が力を伝達する部分の線(円)。
例えば歯数が10でモジュール(mm)が1と2の場合、
基準ピッチ円直径はそれぞれ10(mm)と20(mm)になるよね。 >>10
すげーあんがと。お前親切だな。
ピッチ円ってのがよくわからなかったんだよね。
インボリュート?(尖ってないの)でもモジュールって当てはまるのかな?
とりあえず、モジュール∝ピッチ円の円周÷歯数
=基準ピッチ円上の刃の幅(これがモジュールが同じなら同じ)
という理解でOKかな。バックラッシュあってもどちらも基準円
直径が同等に増えるから、その場合でもピッチ円は変わるけど
その上での刃の幅はおなじになる・・だね。
歯の部分だけちょんぎって直径10mmと20mm
比べたら必ずしも合同とは限らない?
今まで、放置してたけどわかった気がします。
あんがとですm(_ _)m
もちっと考えたけど
モジュール=(π×直径)÷(πx歯の数)=ピッチ円の円周÷歯の数3.14個分
だと
モジュール1→1÷3.14で約0.3mmが歯の幅(ピッチ円上で)
2だと0.6mぐらい 3だと0.9mm・・・
ってことかな? 逆にそう覚えればいい?(だとありがたい、直感的で)
>>11
インボリュートでも一緒だったはず。
歯幅は歯車を円盤と見た時の厚みであって歯の大きさ(歯のピッチ、歯厚)とは違うよ。
これまたややこしいw 歯車は言葉がややこしくて説明し辛いww
>>12
モジュールは歯と歯の間の円弧長さ(これをこの説明ではLとおく)をπで割ったものだから違うくね?
モジュール1(mm)=L÷π になるよね?
するとL=πになって歯の間隔(円弧状ピッチ)はπ(mm)になる。
モジュールはあくまで規格であってネジのピッチみたいなもんだと思った方が気楽かと。
>>πx歯の数
歯の数にπをかける意味は無いでしょ。製造する場合、ピッチ円の円周より
ピッチ円直径の方が重要だからπを除外してるんじゃないかな、と思ってる。
事実かどうかは知らんけどw >>13
度々丁寧にあんがと。
なるほど、ネジのピッチか・・・それが一番わかりやすいかも。
素人だと歯車見るとき歯の大きさをまず見ちゃうじゃん
だからネジのピッチみたいに歯の大きさで考えるとイメージ
しやすかっただけなんだけど、多分いっぱい歯車みれば、
モジュールのほうが整数だし?(1.3とかもあるかな)解りやすいんだね。
それ考えるとネジのピッチのほうが複雑な規格だね。
M10とかでも普通、細目とか、で普通でも推奨ピッチとか
インチネジとか・・・ネジの本は買ってよんだけど、歯車の本は
まだ。買ってみよう。
あとはめ合いとかも悩む。最近工学系に手を出し始めたから・・・
すんません、なんかとっても基本的なこと抗議していただいて。
感謝!
>>14
いや、だからモジュールに歯の大きさは比例する。これは正しい。
でも歯幅ってのはピッチ円周上じゃなくてギヤ全体の厚みを指すw
歯のピッチは歯厚っていう。ややこしいww
モジュール(歯の大きさ、円周ピッチ)が違うと噛み合わない。
そういう意味でモジュールはネジのピッチと同じような感覚だよ。
モジュールも推奨値があって推奨される順に
第一系列、第二系列、第三系列ってのがある。
↓ここのラック図を見るとモジュールが分かりやすいかも。
http://www.khkgears.co.jp/gear_technology/basic_guide/KHK353_2.html 現場を体験すると一発で解るんだけどね
上記で出てた言葉なんて、加工側にしたらまるで意味が無いんだ・・・
第一系列なんちゃらってのも、基準に沿って設計してくる香具師が居れば
安心なんだけどさ
車屋は酷いよ。
モジュール2.732 圧力角18.25° 高歯率1.335 とかね・・もうアホかと
>>15氏 良く知って御座るね >>16
白状しますと去年大学の設計(歯車式減速機)の授業でちょっと習っただけですw
なので本職の方が見ればおかしい、ってところもあるかと思います。
ただ自転車が趣味なんで規格とかそういうのは好きです。
自転車自体が一般の規格から外れたネジを多用してますからw
>>モジュール2.732 圧力角18.25°
NC加工前提www
インチ(25.4mm×n/8:n=整数)基準で考えたならまだしもww
その車屋、M6.37×P1.15(適当)なんてネジでも使ってるんですかねw >>1
ホブすけさん復活おめでとう!!
>>17
>>NC加工前提
いえいえ、メカの歯切り盤で面倒なのはハスバ歯車の場合だけで、
ホブ盤は差動計算、ギヤシェーパーはヘリカルガイドです。
ホブの差動計算はモジュール、差動定数、ねじれ角(リード)を元に
歯車を選ぶのでこれが手計算だと結構泣けるわけです。
標準ハスバ歯車の歯車表で間に合わないやつも…熱処理変形の分13分修正したいとか。
>>M6.37
BA規格系のインチねじではないの…1/4インチ×22山 なんてね。
DP(ダイヤメトラルピッチ)の歯車もへんてこだね。
では皆様、良いお年を >>13
そういるルールだからです。
「ぬーやる」バーガーはしってますか? 椿本のチェーンの軸間距離やリンク数の選定の式が難しいです
リンク数を出そうとすると軸間距離が必要なんですが
その軸間距離を出す式が無くて困っています 何種類か作って試してね。
そうすればこちらも儲かるし。
つばきより with Love >>21
チェーンのカタログにちゃんと載ってるヨ!
カタログを見てリンク数を出す式は載っているのですが
軸間距離についてはリンク数の式に軸間距離の仮定をあげて計算されているのできっちりした数字がでないんです
>>24さん
何を設計してるのかはわかりませんが、大体の軸間距離と(リンク数+歯数)のどちらも決まってない、って事は無いと思う。
ってか、他の部分をいろいろ決めていったら、軸間距離は「最大で○○○mmまで取れる。ただし△△△mm以下にはできない」って風に制約が出てくるはずなので、それからチェーンを選定してもいいような気がします。
歯車列での伝達に比べたらそこら辺の制約が緩いはずですし。
>>22さん
リンク数を出す式はL=(Z+Z')/2 + 2C + {(Z-Z")/6.28}^2/C ですが、このCってのは軸間距離/チェーンのピッチであってますか?(カタログ123ページ) 歯車のように転位ではカバーできない
チェーン駒に規定のサイズがあるから。
そこら辺は弛みとテンショナーでカバーするしかないよね
上記の計算して弛み方向に持っていって、テンショナーかな 最近仕事が増えてきたね、 喜ばしい事です
しかし、超特急が多杉て大変です・・・
今日来て明日とか、昼に持っていくから夕方までにとか
明日来るんです。
3時に持って行って待ってるから5時までにやって だって・・・
_______
: ./ / # ;,; ヽ
. /⌒ ;;# ,;.;::⌒ : ::::\ :
:/ ̄| : ./ -==、 ' ( ●) ..:::::|
:. | ::| | ::::::⌒(__人__)⌒ :::::.::::| : 急ぎ杉てホブ盤に巻き込まれてしまった・・・
| ::| : ! #;;:.. l/ニニ| .::::::/ なんの此れしきでちゅわ
,― \. ヽ.;;;//;;.;`ー‐'ォ ..;;#:::/
| ___) ::| >;;;;::.. ..;,.;-\
| ___) ::| : / \ ハァハァ....
>>29
景気いいようで何よりです。
ウチもちょっとよくなってきたかな。
しかし、ふと気づくと設計できる人間が少な杉で驚くなぁ。
見積もりや納期の常識が通用しなくて困る・・・
最近の傾向・・・ なんなんでしょうね?
※ とにかく特急品が多い 計画しっかりしれ
※ 自社加工が溢れてるから助けて リストラしたから・・・
※ 検査記録を付けて下さい 超、何の意味も無い
癒し画像張っておきます、和んでください。 知ってる人は知ってるんです・・・
http://up12.pandoravote.net/img/PAPAUP_00049948.jpg 車のギアはややこしいよな。
燃費とかフィーリングとかいろいろ考えたら細かくなるんじゃね? 外歯の外径って
(歯数+2)×モジュールは分かるんだけど、
内歯の内径の公式ってどんなんなんですか? >>1 てめぇーの口の中の歯を全部抜き歯車入れろ! 今月の注文、残り全てカットって・・・
まだ月初じゃねーか!! orz
歯厚が交差から-0.01はずれて返品くらったわけだが実際問題あるのか? 客先、工作機械メーカーじゃない?
多分、バックラッシュの関係 歯仕上げで交差が-0.03〜-0.05のところが-0.06になってしまった。
歯仕上げで旧JIS4級なら0.01はずれててもよくね? 機能的には何ら問題ないだろうけど。
プラスならともかくマイナスだしね。
まあでも、公差外れてると指摘されている以上、ドモナラズ。
特採申請でもしなはれ 交差にわざわざ-0.03〜-0.05の様な狭いのを付けてるなら、
多分-0.01オーバー(マイナス)でもダメ
ただしそれを研磨無しにしてるなら絵描きはアホ
航空機関係や防衛絡みはどうあがいてもダメ 木金休みになっちまった。
誰も遊んでくれないんだろうな。。。 低歯(STUB)の外径計算ってどうするのでしょうか? ピッチ円は普通に計算するんだった気がする? 違うか?
スタブの歯丈は1.8Mだから
PCDに M×2×0.8を足したらどうだろ? 歯型について質問ですが
左右の歯型均等ではなく左歯面はきれいな歯型で右歯面のみ乱れるのはどこに原因が
あると思われるでしょうか。
まず工具の確認
どの場所で加工しても同じなら一度再研してトライ
肉眼で確認出来ないようなイカレでの顕著に現れるから
あと、違う工具でも現れるのであれば後はマスターホイルのバックラッシュ確認
LHの工具があればそれで一度確認してもいいんじゃない?
ウチでの事例ですが・・・ >>50
ありがとうございます
工具の方は問題ないのでテーブルのバックラッシュを確認して
仕上げ用工具で確認してみます。 切り下げは発生しないとして、
圧力角を小さくする場合の弊害って何があるでしょうか。
>>53
ありがとうございます。確かにそうですね。
曲げ強度があまり問題にならない領域、
例えば10歯程度のトロコイド歯形だとどうでしょう。
圧力角が小さくなると、歯面の滑り量/ギヤの公転角度が大きくなるので、
滑り速度が速くなって磨耗に不利になるとかしか思いつきませんが、
他に何かあるでしょうか。 >>54
滑り速度大なることが摩耗増大の要因になるとは限らないと思う。
歯面に形成される油膜の厚さは、歯面平均速度の関数なので。
曲げ強度の低下以外には、余りデメリットは思いつかないが、
強いて言えば、製造上の問題が生じるかも。量産品の場合には、
砥石や刃物のドレスに悩むことになりそう。 >>55
油膜厚さが速度の関数なのは初めて知りました。
もうちょっとトライボロジーを勉強してみます。
削りでやるなら、確かに標準圧力角でないと特殊刃具やらで高くつきそうですね。
色々ありがとうございます。参考になりました。 超遅レスでスマソ。
クルマのモジュールがヘンテコなのは、共通のギヤボックスに減速比の違う歯車列を詰め込んで車種のバリエーションを増やすからでは無いかと思います。
商用車もファミリーカーもスポーツクーペもエンジンは同じ系列かよ!なんてのはよくある話で・・・。
圧力角も歯の右面と左面で違ったりしますね。それぞれの歯面は加速用とエンブレ用になるので最適化を行うとそうなっちゃうのでしょう。
クルマの量産ともなれば、特注ホブで切るから何とでもなるんでしょうけれど、ワシみたいな汎用機械の設計だと夢みたいな話ですわ・・・。
歯幅50 M4 Z25 歯研下の歯車をクライム1回切で切削しています。
寸法をマタギ歯厚で管理していますが歯の下と上で0.01〜0.02くらい差がでます。
上端面に多少カエリもでますがそんなもんですかね?
ちなみに回転は150で送りは2.5です。 M4を2.5_ 一発では、治具や機械剛性やらでそん位の誤差出ないか?
歯面も荒れるだろうから、隣接で測っても出るだろうし。
まあ、丁寧に仕上がりの歯車を2回切りして出なけりゃ上記の如くだろう KS14ですよ。
数年前にオーバーホールしたのでまだまだ現役です。 うちにもKS14あるけど、M2.5 Z39 送り2 でも歯形ガタガタ。
そろそろOHか・・・
Kフジに出すと高いからなー
>>63
※ ホブヘッドサドルのカミソリ調整
※ ホブ主メタルの締め調整
※ マスターホイルのバックラッシュ調整
取りあえずこれ位なら社内で出来るでしょ?
まあまあマシにはなるよ。 全国の旋盤職人に言いたいがタイミングプーリーの外径を図面の寸法で仕上げてくるなっつーの!
プーリーの外径はホブで仕上げるし更にプラス交差やから図面の寸法でL仕上げされると困るっつーの! 皆さんのところでは、キー溝や穴との歯の位相合わせなんかどうしてます?
最近、位相は歯切りで合わせろって客が多くて・・・
どんだけ手間掛かると思ってんだろ 普通は歯を切ってからキーを切る。
それだと簡単です。
スケールか何かで合わせて、マジックで線引いて適当に切ればいいよ
そんな阿呆な客の仕事なんて。
歯の谷になる部分(ホブカッターの刃先)をケガいて0当たりを最小限にあててケガキに合わす。
スパーの場合はこの方法で±0.03くらいは出せますよ。
ヘリカルもこの方法でできるけど精度が出てるのかどうかは……です。
まぁ穴なりキーなりで合わせてもらうほうが楽に精度出ますよ。 量産なんです
仕方ないんで、ncで1個づつ切ってます。
量産ならハメアイ軸にキー溝切った物を作ってもらったら、一回の位相合わせで数個切れるし、ホブシフトするまではそのまんまいけるよん。 またぎ歯厚とバックラッシの精度が
悪いと何に影響を及ぼすのでしょうか?
ピッチ誤差と同じで振動が大きくなると
いうことでしょうか? >>67
量産でそれを言ってくるような会社なら尚更付き合い辞めなさい。
って、そうも言ってられないけどな・・・
ウチの営業ならアホか? って断るけど。
加工費UPじゃ済まない話だからね >>73
>またぎ歯厚とバックラッシの精度が
>悪いと何に影響を及ぼすのでしょうか?
前者と後者ではチョト意味が違うけど。バックラッシの精度が低いという意味?
負荷変動がない場合、バックラッシが過大なのは無害。過小だとノーバックのリスクが。
負荷変動がある場合、バックラッシが過大だと歯打ち振動が増える場合が。過小だと
ノーバックのリスクがある。
>>76
大したメリットじゃないけど、歯底とキーとの距離が短いと割れちゃうとか
タップは歯底にあったほうがいいとか
メリットだとこれ位じゃない
無限回転しない機構の場合、全段でキーで位相が出ると再現性出すのが容易になるな プレス物なんかはメリットあるね。
プレス穴との位相とか、内径スプラインとの位相とか
>>57
そういう特殊なものばっか使って改造の余地が少ないのが車不振の原因とかねーかな
設計盗まれないためにはしょうがないのかもしらんけど true involute form dia
その径までは、インボリュート曲線で作ってねみたいな感じ 歯車工業会から書籍を買おうと思ってて、欲しいのは強さ計算式なんだけど
これって新歯車便覧買えばいいのかな。
それとも個別に買うものなのかな。 >>86
もう見てないかもしれないけど、JGMAの新しいのが欲しいのなら、
規格を個別に入手した方がよいよ。
http://www.jgma.org/standard.html 電波テロ装置の戦争(始)エンジニアさん参加願います公安はサリンオウム信者の子供を40歳まで社会から隔離している
オウム信者が地方で現在も潜伏している
それは新興宗教を配下としている公安の仕事だ
発案で盗聴器を開発したら霊魂が寄って呼ぶ来た
<電波憑依>
スピリチャル全否定なら江原三輪氏、高橋佳子大川隆法氏は、幻聴で強制入院矛盾する日本宗教と精神科
<コードレス盗聴>
2004既に国民20%被害250〜700台数中国工作員3〜7000万円2005ソウルコピー2010ソウルイン医者アカギ絡む<盗聴証拠>
今年5月に日本の警視庁防課は被害者SDカード15分を保持した有る国民に出せ!!<創価幹部>
キタオカ1962年東北生は二十代で2人の女性をレイプ殺害して入信した創価本尊はこれだけで潰せる<<<韓国工作員鸛<<<創価公明党 <テロ装置>>東芝部品)>>ヤクザ<宗教<同和<<公安<<魂複<<官憲>日本終Googl検索 魂は幾何学
誰か(アメリカ)気づいたソウルコピー機器
中国で一台○○円
幾何学コピー事件
無差別で猥褻、日本は危険知ったかブッタの日本人
失敗作
テロ資料を忘れずに
センサーギアってさ、歯車じゃなくてよくね?
歯車としては噛み合わないって言ってたし。 ピッチ誤差が命みたいなところがあるから、
結果的に歯車になっちゃったんじゃないの?
作り方が確立してるし、評価しやすいしって事で。
ども
回転の速い平歯車の側面を緩い放物線カーブにしたり、歯先をごく緩い弧にして、歯の根元への潤滑油の供給を増やすアイデアは、ポピュラーなんですか?
○ 角の45度面取りが一般的ですが
(し′
 ̄
各角の面取りではなく、オイルによる潤滑改善のため、歯面・歯車の側面全体を放物線的なカーブにし、歯先の先端(歯面のクラウニングではなく)に丸みを与える事です
○ もしかして、ポピュラーではない?
(し′
 ̄ >>97
ちょっと想像しにくいのですが、実装例なんかありませんか?
画像だとよいのですが。
画像は数ヶ月前のモーターファンイラストレーション誌(誌名はこれだったかな…)のF1エンジン特集のミッションギア構成にあります
(刃先ラウンドは微妙な弧になるため写真では確認出来ず)
この加工は2〜3年前にバイクエンジンのチューニングスレッドにおいて、ギアの設計・製作師という人との話しで、ギアの潤滑改善策アイデアとして考えて書き込んだものの、当時は否定的な反応で終わったアイデアだったので―――
○ いきなりソレをやって
(し′いたので
 ̄ ふむ…バカにできん所か見直せばならん手法じゃわい、
ホーニングだのの潤滑部表面浸油加工程度では今一つ役立たずなんかも知れんからのう、じゃが
高圧油圧が充満浸潤しとるデフケース、特にハイポイドギア式デフには逆効果じゃろうな、然し
浸油加工されとらんデフギアの例も有るからデフギアにも浸油加工はされるべき、と云う反省には
なったのう。高圧油圧充満浸潤環境下には潤滑部表面加工の採用復活と加工処理法の見直し、
そうでない潤滑油環境下ではもっと大胆なオイル誘引溝加工の採用を検討すべし、と。 >>99
モーターファンイラストレーション誌は読んでいないので・・・
結局よく判らないのですが、以下のような処理ですか?
・歯の側面にR状のヒレを付けて、油を歯面側に取り込むようにする。
・歯先には、歯面と連なるRを付ける。
そうだとすると、両者共に一般的ではないですね。
ただ後者は、目的を異にすると思います。
マヨギヤは実に単純な構造!原理なんですよ〜
ま、それはさておき、デフギアみたいな、オイルに浸ったギアの話題が出たので〜
酒精猿人さん、ども
デフギアみたく、ねっとりしたギアオイルに浸かって、そこそこ高回転なギアについて、思っている事があるので―――
大概のそういう構成のギアでは、大きなオイル撹拌抵抗になるのに、平気でオイルにギアを漬けているのか、と、言うことです
また、オイル飛沫の利用もイマイチ…
例えばデフギアで、オイルに浸かってしまっている部分に、丸木舟みたいなブレス品のカバーを付けて、カバー底に任意の径の穴を開けておけば、回転でオイルが排除され、穴から一定の量のオイルがオイルバンから供給されます
この方式なら、撹拌抵抗を低減させるため、オイル量をシビアに管理しなくて済むし―――
また、回転で飛んだオイル飛沫ですが、コレをキッチンダッジオーブンの蓋みたく、天井にツララ状やヒレ状の突起を付けたり、自転車の泥除けみたいなカバーを付けて、必要な場所にオイルを誘導・滴下させたり
カンガルーポケットみたいな飛沫受けを上に付けて、配管を伸ばしてポンプ無しでもオイルを必要な場所に供給できると思うんですがね〜
○ 何故かそういう工夫を
(し′見たことがないので
 ̄
○ >>103
(し′どんな機械部分にありましたか?(滴下と船のどちらで?)
 ̄
オイル面に浸るギアの撹拌抵抗低減の話ですが、バイクのカブのエンジンのクランクからの最初の減速ギアのカバーに「舟」みたいな構造がありますが、片側側面が空いていて、イマイチ―――
こういう「回転体カバー」に「舟」みたいな構造があるのもありますが、よく見るとオイルの排除受けにはなっていない…
コレはポピュラーな構造みたいで、今でもVベルトの板金プーリーカバーは、製作が面倒でもベルト外周に沿った涙滴形にしているケースが多いし、箱型カバーにしている場合でも、内部には回転体外周に沿ったリブを設けているのが多い
よく見ると、カバーの変形で回転体にカバーが触れたりしにくい様にする補強リブや、変形時にベース側に接して支える支柱として機能させるみたいですね
○ 設計者の中には、形状の意味を考えずに
(し′「形」だけを真似しているケースが見受けられますが
 ̄
>>101さん、ども
何だか脱線してましたが、マヨギア自体は、かなり単純な原理なんですよ、加工としては、誘導フィンみたいな凸追加型が主ではなく、切削の形状変更や凹追加型の引き算的なカンジです
そのため、幾つかのやり方の内では、既設の歯車に手作業なんかで後加工出来るモノもある程です
マヨギアの考え方は、エンジン内部でのオイル飛沫挙動分析みたく、運転時のギア付着オイルの挙動を考え、歯アタリ面にオイルをより多く供給すべく誘導すると言うモノで、その誘導には重力や遠心力、歯の進入や回転時の風なんかを利用しています
当初のカキコでは、カブエンジンの一次減速・ミッションギアの話だけだったので、平歯車の方法だけでしたが、書かなかった内容では、はす歯や傘、ウオームギアなんかの方法も一緒に考えていました
で、平歯車でのマヨギア加工のうち、全体の形に関係した工夫(コレをF1ミッションで見た)ですが、
ギア側面や歯面に付着したオイルを、相手側の歯底に誘導供給すべく、遠心力で側面から振り垂れるオイルが、途中で剥離してしまわない様に、
歯の側面に2次曲線的カーブを設けたり、歯面を浅い角度の台形にして、相手側の歯底に側面から離れた位置にオイルが滴下するようにしたモノです
また、歯先を僅かな弧に仕上げ、歯先に付着したオイルが、相手側の歯底幅の中央位置に誘導供給される様にする
(あまりに広い歯幅の場合の工夫もあり、コレは、はす歯の工夫の時にでも〜)
この弧はあんまり大きくすると歯底供給オイル量が減少するし、歯先アタリ面積減少で厳しくなるので、あくまでも僅かに〜
○ 歯アタリ時にアタリ面側にオイルを誘導供給する平歯車の歯底の工夫やなんかは
(し′次のカキコで書きましょう
 ̄
遅くなりましたが、マヨギアのうち、歯底の工夫を〜 コレは後加工が困難なネタなのでイマイチ…
想定としては、オイル飛沫・オイル浴潤滑環境、駆動伝達が一方向、歯幅はあまり広くなく、そこそこ回転数が有るものとします
で、形状としては、歯底のアタリ側の歯面(特に被伝達側ギア側が重要)の底を、周に沿うのではなく、低い斜め三角(出来ればやや膨らんだ三角)か低い台形状にして、しかも歯元の隅丸加工で歯面にまんまに繋げず縁切りして、水切り状にします、
また、このわずかな三角や台形の突起がギア側面に出る部分は、今風に隅丸高さで揃えた面取り(出来れば丸み付き)しておくとベスト!
さて、この形状の意味ですが、仮にオイル飛沫環境で、このギアを噛み合い無しの空回転させたとして、ギア側面に付着したオイルが遠心力で振り出され、そのオイルが歯先だけでなく、歯元の突起部分にも溜まった状態になるでしょう
(歯先側の溜まりオイルは、回転のため、遠心ファン羽根みたく主に側面から歯先両角へ流れる風を受けて、歯先角の縁から霧状に再度振りまかれて量は少ないでしょうが)
さて、次に歯面へのオイル供給ですが、
良好な潤滑をよく考えるならば、アタリが噛み合い始めた状態の時に被駆動側の歯元から歯面へ、それに駆動側の歯先からにオイルが流れれば、アタリと面荷重の移動に合わせてアタリ全面にオイルが行き渡り、良好な潤滑絞り効果で厚い油膜が発生します
この状態を目指す訳でして、それを実現するために、先ほどの空回転で、歯底にある突起に溜まったオイルを利用します、
噛み合いのある状態では、駆動側ギアの歯が被駆動側ギアの歯の間に入り込んでくる形にもなる(噛み合いは交互なので)訳ですが、空気のある環境ではこの侵入してくる歯が、被駆動側の歯底にある空気を、アタリ歯面側と両側面に排除させる形になります、
この風圧で、溜まっている歯底突起のオイル表面を不安定にして、遠心力も利用してアタリ歯面側に滴下させるワケです
(また、駆動側の歯先中央に溜まるオイルも、歯底突起と同じ原理で滴下し、突起に追加供給されたりする この歯先はあまり丸みの半径を大きくすると、歯形のため、両端が後退して膨らむ歯先形でオイルの中央たまりを阻害されます
他にも丸みは噛み合いの空気抜きの形状にもなるし…)
他の形式のマヨギアはまた今度〜
○ 2012年 あけおめ!
(し′
 ̄