ここで、たぬき饂飩のレポートをひとつ。

下道をドライブしてこんぴらさんへの旅の道中。香川県の国道377号線はのどかな風景をひた走ります。
昼食のタイミングで、峠の西側の店をスルー。
しくじったな、と思いながら店を探しておりました。

そんな中、まんのう町の佐文峠を過ぎたあたりで「10分うどん」の看板を見つけました。この店は、不定期で正午から10分間の営業とのこと。

駐車場には「売り切れました」の看板があり、もう終わったかな?と不安になりながら店に入りました。

幸い大丈夫ということで、案内されたテーブルに座りました。名物のうどんを早速注文をし、待つこと数分。正午となりました。
そこにはどんぶりに盛られた。初めて食べるさぬきうどん、さてどうやって食べるのかと聞こうとしたその瞬間、店員さんはさっさと帰ろうとします。

あわてて「すいません食べ方を教えてください」と言うと、振り向きざまに「そこのだし醤油(竜野の醤油)をかけて食え」と言って帰っていきました。
想定していたリアクションとまったく違う反応。しばらくポカーンとしていましたが、何が起きたのか理解をすると、苦笑いがこぼれます。
それは確かに面倒くさくさいわな。とりあえず言われたとおり醤油差しでしょうゆをかけ、食べることにしました。

食べていると厨房からギャハハハハという笑い声。結構な大きな声で、思わず目が向かいます。中は見えませんが、女性スタッフが数人、楽しく談笑をしておられました。
こうなったらとっとと帰るのが一番です。

翌日、帰郷。丸亀製麺のうどんを食べましたが、この店のモンドセレクションのうどんよりもうまい。やっぱりこっちのほうがいいなぁ。と感じた次第です。