海外でオニヤンマよりデカいトンボは何ですか?
日本や韓国や台湾ではオニヤンマは一番デカい(10cmー12cm)けど海外ではオニヤンマよりデカいトンボっているかな?
オーストラリア北部や南米には世界1位と世界2位はいるけど世界3位や4位の大きさのトンボってなんだろな 1番デカイのはオーストラリア北部の体調15cmのテイオウムカシヤンマで2番目は腹部の長さ10cmのハビロイトトンボだな
確かにオニヤンマっぽい世界のトンボと比較しても何番目にデカいか気にはなるよな そういえばそう情報ないですね
もしかしてオニヤンマより大きいトンボ世界1位と2位だけなんかな?
気になるで 東南アジアのトゲオヤンマにも巨大なものがいる
体長や腹長はオニヤンマに劣るが開長17cm
また頭が巨大で噛む力で最強
腹長だけなら南米のハラナガイトトンボは17cmと言われハビロイトトンボを超える
幼虫時代はハラナガがハビロを住居で圧倒する(熱帯雨林の樹洞の水溜まりにいる)
またアゲハヤンマは体長はあまり大きくないが翅面積最大 アフリカギンヤンマはオニヤンマと互角のサイズ
ただしオニヤンマメスは産卵管で稼いでいてそれに負ける オニヤンマもデカいけど案外トンボってレベル低いよな
カブトムシやクワガタムシは海外に探せば日本以上の大物いるのにトンボは意外といなくてビックリしたわ >>6
水源に事足らないからトンボが多くなる
個人的にトンボに関しては日本が1番科レベルで豊富な種類誇ってると思ってる https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%9E
テイオウムカシヤンマ
Petalura ingentissima
オーストラリアのクイーンズランドに生息、といっても
クイーンズランドってオーストラリアではそんなに面積は広くないが
熱帯雨林からほぼ砂漠まで環境が急激に変化する(同じ山でも海側が雨林で内陸側が乾燥林だったりする)ので
どこいるか分からんなあ
体長15㎝(12.5cm?)、開長16cm
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%93%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9C
ハビロイトトンボ
Megaloprepus caerulatus
中南米に生息する。幼虫は樹洞に溜まった水の中でボウフラやオタマジャクシなどを食べる
体長は11㎝くらいだが開長は19cmもあって全トンボで最大、でも所詮はイトトンボ体形で迫力がない https://en.wikipedia.org/wiki/Mecistogaster
ハラナガイトトンボ属
Mecistogaster
体長16cm以上に達する事もあり、体長でテイオウムカシヤンマを上回るが
所詮はイトトンボ体形
この種類は開長も16cmで大きいのだがハビロイトトンボ属に負ける
Mecistogaster lucretiaという種類が特に大きい
https://en.wikipedia.org/wiki/Tetracanthagyna_plagiata
トゲオヤンマ
Tetracanthagyna plagiata
体長はオニヤンマより短く100mmだが、開長160mm以上で
がっしりした体格なので体重ではテイオウムカシヤンマを超えるのではともいう
東南アジアでも年間雨量が多くまた西寄りの地域で見られ
ニューギニアやフィリピンにはいない、とされている chlorogomphus papilio
パピリオミナミヤンマ
は、wikiに載ってないしブログとかばっかりだな
翅の幅が広く3.5㎝で世界で翅面積世界一とされる
開長15cm超え。体長は10cmにも達しない
中国四川省からベトナム北部にかけて生息する https://en.wikipedia.org/wiki/Anax_tristis
アフリカオオギンヤンマ
Anax tristis
体長は95mmくらいでギンヤンマの仲間ではかなり大きい
だがアフリカは乾燥して乾季と雨季の差が激しくて、トンボの数が少なく
ヤンマなどはなかなか見かけなかったという話もある
日本だとオオギンヤンマAnax guttatusは体長85mmで、普通のギンヤンマが75mmと言われるのに比べて大きいが
英名を見たらlesser green emperor
じゃあもっと大きいのがいるのかというと、Anax indicusがelephant emperorなんて呼ばれているか
Anax walsinghamiという北米~中米の種類もgiant darnerというが、どこまで大きいか分からん
Anax panybeusリュウキュウギンヤンマも95mmか。オスの方が大きくなる
Anax strenuusハワイギンヤンマは開翅15cmを超え世界最大級、というが体長が分からん
オニヤンマはメスの方が大きいがギンヤンマのいくつかの種類は雌雄同大か場合によっては
オスの方が大きくなってしまう
ギンヤンマの方が縄張り争いをするのでオスの方が大きくなりがちなのか よく知らんけど、四国に羽の黒いデカイヤンマ居なかったっけ?
カラスヤンマとかそんな名前だった気がする コオニヤンマの幼虫好きだな
ウチワヤンマやオオヤマトンボ、コヤマトンボなんかもあんな形から
ちゃんとしたトンボになるのが凄い! ハチもそうだがオオベッコウバチが一番で雲南省で見つかったオオスズメバチが2番目らしい
カマキリもオオカマキリ一番じゃなくてカレハカマキリが一番だとか >>15
ハチはタランチュラを狩るカリバチが最大8cmで
次が土に潜ってコーカサスオオカブトの幼虫?を狩るツチバチが6.5cmだったな >>10
トゲオヤンマの全長9cm程度の標本を見たことがあるが妙に寸詰まりだ
トンボの標本は作るのが一手間必要で、適度な長さで直径1mm程度の竹ひご
あるいはエノコログサの穂の茎を用意してこれを死んだトンボの頭の後ろから
腹端へ向けて差し込み、腹先から出てきたら次に竹ひごのはみ出ている部分をほぼ切り取り、
しかし頭側の竹ひごはやや長めに残して切り、そこに頭の後ろを引っ掻ける、
という方法で、古くなってボロボロ崩れるのを防ぐ
イトトンボだと0.3mmくらいの竹ひごを使う
ナイロンだと曲がり易い
それで、このトゲオヤンマ標本は妙に寸詰まりで、「竹ひご通してなくて腹が崩れたのを、
重ねながら接着剤で修理した」ような感じだった
トンボについては色々あってデータを集めにくいだろうなあ メガニューラの復元図ってあんまりトンボっぽくないよね
羽根の化石だとしっかりトンボなんだけど
いっつも復元図とか番組のCG映像には違和感を感じる
メガニューラが生存していた時代って地球質量が小さく、従って重力も弱く、酸素濃度が高く、トンビ程の巨大トンボが飛翔出来てたって事は無いかね?
水を大量に含んだ彗星が大量に降り注ぎ海洋が生まれたと言われ
継続的に彗星の飛来は続いたと思われる
つまり3億年も遡ると、その分地球質量も少ないんじゃないかと云う…
俺のトンデモ仮説なんだがw 海野和男氏や奥本大三郎氏が40年ほど昔にチェンマイで見つけた
「赤いギンヤンマ」
ムモンギンヤンマ(Anax immaculifrons)かなあ? この種類はヨーロッパにも分布する広分布種なんだが
タイのものは腹部が赤茶色になる
他地域だと腹部が縞々になってて見た目は随分違う 日本のムカシヤンマも結構幼虫期間長めだけどテイオウムカシヤンマは何年ぐらいになんだろ?
くそ長そう 総武線快速車内に2〜3cmのちっさいイトトンボがいた
捕まえて外に出そうと思ったが広告とかの物陰に止まったか
空調の吸気口に呑まれたかしてすぐに見失ってしまった
ヒヌマイトトンボとかだと大変惜しいことになるが生息地の近くで放さないと意味がないしな ベニイトトンボだと住宅地の小さな植木鉢の水溜まりとかで繁殖していることがある