>>277
アマミの単独♂のケースに本土ノコ野生♀4頭を投入した結果が、今の状況なんですよね?

想像してた以上に簡単に交雑してしまってる事に驚きます。
地理隔離で物理的に遺伝子交流が閉ざされている間に、現在のアマノコ、本土ノコの形にそれぞれ成った。けれども
引き合わせてみれば、生殖隔離が働かない。
そんな結果かと見受けます
大顎内歯、頭循、体型、体表面の質感、体色などかなり見た目は異なってるのにね。
フェロモン物質、交尾器の鍵と錠の関係、野生♀は性成熟してたろうに交尾を忌避しなかったなど、異種、異亜種間で作用しそうな生殖隔離は閉ざされた飼育ケース内とは云え全く働かなかった感じですかね。
得られた子達が今後どんななのか、妊性も気になります、不妊なのか、腐った卵を産むのか、虚弱な幼虫、蛹化不全、羽化不全が多発するのか等…
雑種第1世代は今や野菜の種や苗にも有るし、子孫は残せないように造られてる。勝手に殖えられても種苗メーカーも困るだろうし。

クワガタ近縁種同士で簡単に交雑する所までは既知なんですが、その後の事に興味が有りますね。戻し交配とか、雑種同士の継続繁殖、新種(品種)誕生できるのか、可能なのかな。
不自然な掛け合わせは生殖能力にも無理が掛かり妊性が衰える気もするんですよね。

まあ自然界に放たれたら生き残れない感じもするし。
犬の品種程度と同等に考えたら、昆虫の方がより簡単に、早期に品種化は実現できるのだろうけど。