>>854
中国南部で分岐したグラン、ビノはおそらくホペイと混ざって取り込まれ霧消したと思う。
で、
クルビとホペイの関係だけど、近似種ではあるだろうが明らかな別種
大揺山の1本の樹木からホペイとクルビが得られたエピソードからも、両種は混悽していても混ざらない生殖隔離が働く別種であるとされた。
おそらくは性フェロモンが異なる事、♂♀生殖器の鍵と錠の関係で両種は交尾を互いに避けているはず…
なんだけれども
別スレのクワさんコテの指摘を信頼すれば、クルビと日本産オオクワガタは交雑するらしい、
この場合は、自分の想像だと継続妊性を持たない雑種F1、1代限りの物になるかと思う。
当然、同所的に棲息してるクルビとホペイの間で稀に交雑が起きても同様だろう
これは飼育して確かめるしかないね。

まぁコクワとも雑種F1が出るし、ドルクスの冗長性でもあるのだろうが。
新成虫で性成熟未完の処女♀童貞♂の組み合わせだと、クルビホペイも勘違いしたり間違えたりして交雑する事は有ったろうと推察

ホペイ、グランは近似種、ビノデュロサスはホペイの亜種、タイワンオオはグラン亜種とされてるけど、この4者は簡単に交雑し累代妊性を持つ…
いわば同種内の地域変異、種として別れるほどには分岐年代も経ていない。
祖先形質、母体であるホペイに再び呑み込まれたグラン系統、ビノデュロサス系統も地域によって有ったんだろう
それ故ホペイは様々な個体変異、個性を示すのだと思う。
こうした交雑試験の結果も加味した妥当な種分類、亜種分けも求められるね