また狭い島の話をしたいんだ。すまん。
南大東島には雑種だけど足が短く固定化された犬がいるね。
あの島にはモクマオウ、タブ、イタジイ、クヌギなどの樹があって、
ダイトウヒラタの発生源になるんだが、
それらの樹はすべて開拓後の移入種なんだね。
実際、驚くべき事実でさ。
じゃあその前は何をホストにしてたの!?
っておれは思った。
近々、百年かそこらの移入種かよ…。
と悲しくもなった。
しかし、地元の採集家がなんと椰子の倒木から
ダイトウヒラタの幼虫採集してたのよ!
状態が限られた椰子なんだが、とにかく信じられないけど椰子に産んでしまう。
幼虫も飼育できてるって言ってた。
おかげでおれはダイトウヒラタがかなり古い時代に隔絶された亜種なんだと、
思いなおせるようになったわけさ。


小島さんの記事は読んだことないわ。
いつも餌が同じだと消化に不必要なバクテリアが、
淘汰されて消えるんじゃねえかな?
ちなみに急に使う菌糸を変えると、
ブレイクスルーがおこりやすいよ。
大型ドルクスでマンネリになってる血統あったら試してみてね。