>>452


ナラ枯れ(カシノナガキクイムシの穿孔による樹幹の損傷と本種が保菌している真菌(いわゆるカビ)の一種のRaffaelea quercivora
による感染症によって枯死します。

その過程で、穿孔開口部からRaffaelea quercivoraによって分解された樹液が滲出しますが、これが酵母菌によって発酵した(健全な)
樹液に一見似ています。
しかし、その発する臭いは通常の樹液とは異なり悪臭で、且つ通常の樹液が白色に発酵するのに対して、茶褐色〜黒色です。

スジクワガタやネブトクワガタなどが吸汁に訪れた様子を観察した事がありますが、多くは昆虫類が集まらないです。

最終的には、上記の過程を経て、数年以内に枯死します。