クヌギが樹液ダラダラ出し続けるのはボクトウガの幼虫が寄生穿孔し自らも樹液を食物にするため
に傷口を拡げ続けるから。
コナラが樹液出すのはシロスジカミキリの幼虫が寄生穿孔するから。
アカメガシワが樹液出すのはおもに山地でコウモリガの幼虫が袋状の巣を作りつつ(以下同

その他の樹種だと、不特定の理由で偶発的に樹皮下の維管束が傷ついて露出しないと樹液の
出るきっかけが無い。だからあまり樹液が出て虫が集まる様子も見かけることができない。
そこで、山地のヒメオオは仕方なく自ら水分の多い樹木の若い枝を傷つけて樹液を出すよう
に行動を進化させたわけだよね。