>>62の続き

…働かない者達はなんらかの潜在意識下で集団全体のバランスを保っているとも考えられる。

以前とある地域で、海水で芋を洗う事を覚えた猿のコロニーがあり、その後何故か日本各地に点在する他地域の猿達までにその芋洗いの習慣が広まる謎の現象が起こった。

距離的にも不可能だがお互いのコロニーが接触した事も無いのに、だ。ここから推測されるようにやはり同種の個体同士ではなんらかの「繋がり」が存在しているのは事実であろう。

少々精神世界的な話になるが、以前読んだ本に世界中の人間は霊的な部位で一つに繋がっているという一説があった。

各人の頭から紐状の物が出ており、それらの先端が集合し一体化、無意識下の部分が共有されているといった記述だったがなるほど納得出来る部分が多々ある。

蟻は役割分担が明確で、確率された社会生活を営む集団である。人間も近代化に伴い、より明確な社会での役割分担(職種・役職)が確立されてきた。

逆に考えれば蟻に人間が追い付いてきたとも考えられる。


…寝るわ