ある研究によると、ニコチンの代謝物であるコチニンと寄生虫の数には強い負の相関がありました。

つまり、タバコをよく吸っている人ほど寄生虫に感染していなかったというわけです。
さらに、ニコチンを代謝するのが遅い人は寄生虫の数が少なかったのです。

これは、ニコチンを代謝するのが遅いということは、ニコチンの毒性が体内に長く残るということを意味し、これによって寄生虫に対処できるということです。