上海地下鉄が3・4号線を分離運行を検討
http://www2.explore.ne.jp/news/articles/19465.html?r=sh

一部で路線を共用している上海の軌道交通の3号線と4号線について、運営側が運行の分離を検討していると東方早報が伝えている。
昨日から軌道交通3号線の北区間の混雑対策として、一部の駅で駅の入場制限などが始まったが、運営側によれば日々乗客は増え続ける状態にあるとのこと。
専門家によれば3号線は4号線と路線を共有している影響で現在5分以下の運転間隔には短縮できず、すでに線路容量が限界に達している状態だと指摘している。
これに対して上海市では現在3号線と4号線の運行の分離を検討しており、共用している区間のうち上海駅駅と宝山路駅の区間2.6キロを複線化し運行を分離、3号線は上海駅以南には乗り入れず上海駅で折り返しの独立運行とさせる案が浮上している。
これにより3号線は列車間隔を半分まで短縮できることになり、すなわち3号線と4号線の双方の列車本数の倍増が可能になるとしている。
しかしながら3号線の運行を分離したとしても共用だった区間の線路容量は変わらないため3号線の乗客が増えれば上海駅以南の混雑に今後も圧力がかかり続けることは必至で、引き続き混雑対策が必要になると見られている。