>>103
アムダリア川の道路共用橋でマザリシャリフ方面に国境を渡るカザフスタンからの
ヒゲ線は今年開通したはず。

王政時代はカブール市内に総延長4キロ弱の蒸気軌道があった。
クーデター前の内戦激化で破壊されたけど、奇跡的に車両だけが共産化の
頃まで私有地で厳重に保管され残存していて今でも残骸は残ってるそうで)、
鉄道ファンが1970年代に元カブール在住の鉄ヲタ邦人のトピック記事を保管状態の
車両や軌道跡の個人写真入りで掲載してる。
内戦前のカブールの美しさは感動するわ。

中国のアフガン縦貫鉄道は、幹部粛清前の鉄道部中心にかなり本気だった。
元戦場とか極限環境でとにかく線路を敷いて列車を通すノウハウはあるからなぁ。
ラサやコルラから、アフガン経由で半ば租借地状態のパキスタングワダル新港まで
鉄道とパイプラインをでっち上げて、ペルシャ湾からの独自戦略ルートを築くのが
国家目標だけに。

アフガン人的にはクンドゥズ〜ヘラート〜カンダハルだけでなく、サラン峠越えて
カブールやジャララバード、カンダハルに抜けるルートはあったら
助かるというかあの国が立ち直るきっかけになると思う。
パキスタンがカイバル越え鉄道を復旧してくれれば早いんだけど…。