向こうのローカル列車は必ずしも貫通式にする必要が無いみたいだし、
運転士が運賃を収受しなくてもいいからね。
貫通扉を設けるということと、必ず運転席の近くを通って乗客が降車できる
動線を確保しようとすると、運転席付近のデザインはすごく狭められちゃう。

それにメーカー側主導でカタログモデル的に車両の仕様を決められる
というのも大きい。
路線や鉄道会社はもちろん国境を超えても同じ外装を採用してくれるんだったら、
多少凝ったデザインにしたって量産効果が出てくるよ。

もちろんユーザーたる鉄道会社にとってのデザインの優先順位の低さも
否定できないけどね。
でも富山ライトレールなんか結構洒落てるんだから、日本でだってやって
やれないことは無いと思う。