新聞報道などの「重傷」と「重体」との違いをご存じでしょうか。
 事故で負傷した場合、全治1ヶ月以上の入院治療を必要とする見込みの傷害をおった場合は「重傷」と呼ばれることが多いです。
 入院する必要がないか、1ヶ月以下の入院ですむ見込みのときは「軽傷」と呼ばれます。
 事故で負傷した場合、脳、内蔵器官などの損傷、病気などで生命に関わるほど危ない状態の場合「重体」と呼ばれます。
 「重傷」なら生命に別状はありませんが(失明したり、足を失ったりする場合もあります)、「重体」なら、生命の危機にあるといえます。
 意識不明の「重体」ですと報道されている場合は、死んでしまうか、よくて植物人間になる可能性もあるわけです。