そもそも日本のパソコンはCPUの普及のための
エバリュエーションボードが起源なんだよね。
だからNEC,日立,SHARP,富士通、どこも(セカンドソースであっても)自社製の
CPUを積んでいた。そしてそれが長らく常識だったように思う。

特にNECは自社製チップにこだわっていたよね。
V30は8080エミュレーションといい面白いCPUだけど10MHz以上の
製品は出荷されなかった。最後はインテルと裁判になってしまって
V33などのマイクロコード製品に移行したけど採用例が少なかったね。
そういう歴史的意味で98DO+は貴重だと思う。

V30コアで最後まで生産されたのはV25だったかな。
組み込み分野では随分有名だった。
ウチにあるメルコのプリンタバッファー開けたらV25が入っていて
ビックリした事があったっけ…。