>>1です。

重複を承知で、あえて別個にスレ立てて正解でした。

姫神の音楽は、星吉昭氏が「姫神せんせいしょん」として世に出てから
これまで、同じアーティストとは思えぬほど、音楽そのものの雰囲気は
変わってきました。現在2代目となり、人間が変われば感性も変わるって
いうわけで、姫神の味を継承しつつ新しい挑戦もする姿勢も垣間見ること
が出来、その音色や曲調の変化を歓迎する人・批判する人さまざまです。
いろんな意見があって当然です。その中から建設的議論を展開して、
今まで自分が知らなかった聴き方・考え方を発見したり模索したりするのが
また面白い交流といえましょう。そうありたいものです。
…まねえもんが絡むあっちのスレや今までのスレでは、自分自身のシンセやら
音楽やらの知識をこれ見よがしに並べて、ついて来れない周囲を「感性が貧租」
と誹謗(というか侮辱)することでしか成り立たない環境でした。
それを打破するために新しいスレを立てたというわけです。
いくつか↑に意見が出てきましたが、批判的意見も含めて少しく安堵してます。
賛否両論活発に議論を展開して少しはまともな雰囲気を作り上げたいものです。

ところで先日の東京公演、自分は行きませんでした。
昨年伊勢神宮でのコンサートに行っており、あえてリリースコンサートなるもの
に興味が湧かなかったこと、チケット代が高いことが理由です。
もし↑にある公演内容が本当なら、行かずに正解だったかも。
コンサートに行った時にしか見られない、聴けない内容(バージョンの違いや
ゲストプレーヤーの数・質など)があると知っていれば行ったかもしれませんが
総じて姫神の場合、即興的手法は少ないです。(これは以前からそうでしたけど。)
かつてはCDと全く違う「白鳥伝説」「琥珀伝説」などの演奏に聞惚れたもの
ですが、伊勢まで行ってあまり収穫がなかったというのも正直なところ。
私が2代目に思うことは、もっといろんな冒険をして欲しい。保守的になり過ぎては
だめだし、そうかと言って突飛でもだめ。難しいところですが、音楽にしても
岩手の風土民俗歴史にしてももっと勉強して、そこから音楽で主張してもらいたい。
あんまりシンセのテクニック的な部分に埋没してしまうのも賛成しかねます。
…というのは、私自身が「風土記」あたりから姫神の音楽を知ってそれが好き
だからそういうのを求めてしまうのかもしれませんが、「天∴日高見國」は
全体通して小さくまとまってしまっている感じがして残念に思ってます。

まあ、今回のアルバムは気長にじっくり聞き込んで良さを見つけていきます。
で、出来れば次回作も期待しておきます。
だいたい私の意見は大雑把ですがこんな感じです。このスレをご覧の多くの
方々の意見も聞いてみて、何か新しい発見をしたいものです。