あまり比較のタネにしてはいけないのかもしれないんだけど…

3月22日(土)の、せんせいしょん再起動コンサート「桃源郷」に行って
大いに感動して帰ってきたんですよ。
せんせいしょん3人のほか、かつての星さんに代わるサポート・キーボーディスト
北田了一氏、パーカッションのMAO氏、それに紅音の3人がコーラスとシンセで、
そして松田隆行氏による三味線と「牛追FLASH」のボーカルという大所帯。
もちろんアルバム「桃源郷」収録曲を中心とした構成でしたが、「月見坂」の
メインにすえられた大久保さんのアコースティックギター、「みみずく」の
佐藤さん・MAOさんのツインドラム(対決?)など予想外の展開があり、そして
アルバム未収録曲(姫神せんせいしょん時代のものでもない)があり、姫神
せんせいしょんメドレーがあり、最後の「奥の細道」はそれぞれの演者の
見せ場を巧みに取り入れたアレンジだったり、大変見所の多い内容でしたし、
会場全体で盛り上がって、終演と同時に心地よい疲労感まで覚えたほど。
それより何より、打ち込みがほとんどない、生演奏にこだわったことによる
曲自体のあたたかさは本当に感動モノでした。
客席でひめかみヴォイスの藤井さんのお姿を私は発見したのですが、彼女は
どんなことを考えながら聴いていたのでしょうか…。

姫神のコンサートで、あのあたたかさと感動が得られるようならばいいんですが。

しかし完全に諦めきっているわけではないので、今後に期待しておくことにします。