【生協】中国製の冷凍とんかつ、殺虫剤「ホレート」検出…ミタミドホスより毒性強い[02/20]

◆中国製の冷凍とんかつ、殺虫剤「ホレート」検出

「生活協同組合連合会ユーコープ事業連合」(横浜市港北区)が販売した
中国製の冷凍食品「レンジDEロールソースかつ(アスパラ入り)」(8個入り、
200グラム)から、有機リン系殺虫剤「ホレート」が検出されたことが20日、わかった。

ユーコープは横浜市保健所に届け出た。
市保健所は21日にも検査機関で詳しく調べる。

ユーコープは、20日からの配達販売開始にあたって内部で検査していたところ、
冷凍とんかつから、ホレート1・2ppmを検出した。
このため、急きょ販売を中止し、自主回収を始めた。

商品は中国・山東省の「山東仁木食品」が製造し、「ニッキートレーディング」
(大阪市)が輸入、「ニッキーフーズ」(同)を経てユーコープに渡った。

横浜市保健所によると、中国でホレートは「メタミドホス」と同じく
農薬として使われることがあり、毒性はホレートの方が強い。
1・2ppmを200グラム食べると、急性中毒に陥る恐れがあるという。

山東仁木食品が製造した冷凍食品を巡っては、大阪市と広島県で19日、
「青島ニラ肉焼まん」からメタミドホスが検出されている。

ユーコープは、神奈川、静岡、山梨の3県で6生協を運営している。

読売新聞 2008年2月20日23時24分
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080220-OYT1T00712.htm?from=top
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1203520765/