色のスケールエフェクトの話が有りましたがこれは商品には用いるべきと考えます
近年ほぼ同時期にリリースされた富の1/80 16.5mmと1/150 9mmのDD51北斗星とEF510 500は帯色自体はそう変わりませんが1/150のさよなら北斗星の方は多くの者からイメージと異なるとボロカスに言われてました
自分も同意見で今もなお不満であります

昭和の時代にTMSコンペで入賞した作品に実物の溜め色を使った物が有ったと記憶してます
批評の場でこれはどうなのかという旨のコメントが付いてました
貶めるとも取られかねないその行為は明らかに否定である意思を感じました

昭和の末期にPEMP・EF58 61が1/87 12mmで発売されましたが実物の色は使わたのでしょうか
使われたのならあの想いの丈を連ねた中の折り紙にそう書かれている筈です
時代を終えるに当たり最高の物をリリースする相当の覚悟と意気込みだった商品、見合うのならば実物塗料を用いる筈なのです
そして使ったとは書かれておりません
ですが手元のそれを見ると実にEF58 61らしい雰囲気を纏い輝いているのです
これは監修した黒岩氏の想いの賜物、そう自分は考えております

スケールエフェクト、自己の作品に用いぬ理由があるのならそれを信じれば良いのです
作品作りは自由であるべきです
ですが商品には用いて頂きたい、そう思うのです