名古屋模型鉄道クラブの外側第三軌条集電の事は、
TMS、"NMRCスペシャル"、(発行日が明記されてないダメ本だが、1997年発行らしい)
のp83に、1947年頃の話として
「特筆すべきことは、外側第三軌条集電を採用した事であった(中略)。レールの中央に余分なレールがあるのを心快しとしない」
とあります。

但し、NMRC幹部の伊藤剛氏の1952年頃作、Oゲージ米国型4-6-4は、
中央レール集電と外側第三軌条集電の切り替え可能です。

伊藤氏のこの製作記事はTMS、No.49、1952年9月号("高級モデルノート"に再録)ですが、
その完成写真は、堂々と完全な2線式線路に乗っかってます。
これって、米国なんかの3本レール模型機関車の模型屋宣伝で、
中央レールが目立たないように写した写真よりも、もっとエゲツないんじゃなかろうか?
伊藤氏が悪いんじゃなくて、TMSに問題があると思う。