>>908
あったのよ
昭和時代の少年向け「鉄道模型大百科」みたいな本には検品時のチェック項目として
動力車がスムーズに動くか
パンタ付の車両は上昇時美しい姿になるか
という事が書かれていた
町のおもちゃ屋がNゲージも扱っているような店ではやってくれない所もあったが
閉店する立川の共産なんか客が頼まなくても「チェックするから見てくれ」と言われ
ライト付き全車のライト点灯と動力車の動作を見せられた

亡き馬肉屋の客による開封チェックや芋の常連様特別検品など
量販店が客にやらせていたのとは趣旨が違ったがな
「検品」という言葉・習慣が意味をすり替えて引き継がれたのだと思う
(こっちは動作チェックではなく外観が少しでも綺麗な車両を選ぶのが目的)

客が何も言わなければ動作チェックしてくれなかった町のおもちゃ屋も量販店も
購入する客に頼まれた時や「家に持ち帰って走らせてみたら音が妙に大きい」などの相談が持ち込まれる場合のため
最低限チェックできる線路とパワーパックを用意していた