久保の疲労の兆候(ミケル・レカルデ/ジャーナリスト)
https://www.noticiasdegipuzkoa.eus/reala/2024/04/11/real-sociedad-senales-agotamiento-kubo-8101266.html
>久保建英の体は、もう十分だと言い始めている。
この日本人はアルメリア戦に間に合わせようとしているが、これまでレアルにいた2シーズンでプレーを止めたことはないのだから、体の声に耳を傾け、無理をしない時期にきているのかもしれない。

これまでのレンタル移籍がうまくいかず、疑惑の目を向けられながらアノエタにやってきて以来、この日本人はイマノル監督にとって重要な選手である。
両サイドのウイングとして、そして昨年シルバが欠場した4-4-2ダイヤモンドの頂点に立つプレーメーカーとして監督からの信頼は厚く、
常に数字面では要求されるものの、記録的な速さで最も信頼できる兵士の一人となった。
しかし、真の身体的才能でビッグクラブの選手同様3日おきの試合に完全に耐えた実績があるとしても選手には限界があり、久保はその限界に近づいているのかもしれない。
非常に大げさな分析だと思う人もいるかもしれないが、データを見ると、控えめに言っても心配になる。

ご記憶の方も多いだろうが、タケはメンディゾロッツァ戦の40分、太ももの裏に違和感を覚えてグラウンドに座り込んだ。
「もっと酷くなる前に、彼は交代を要求した。 様子を見てみよう」とイマノルは試合後に安心させた。
そして、試合後に受けた医学的検査で、当初の診断が裏付けられたというのが真実だ。
しかし現実には、久保自身はキャリアで一度もあの部位を負傷したことがなかったため、非常に不安だったようで、頭を抱えて帰国した。
アルメリア戦の欠場が決まっていないにもかかわらず、グループ練習への復帰を遅らせているのはこのためだろう。

ビトリア で彼に起こったことは、ここ数週間彼が苦しんできたことを反映した憂慮すべき出来事にほかならなかった。
特にカップ戦準決勝2ndレグのマジョルカ戦では、イマノルは延長第1幕終了間際の104分に彼を交代させた。
翌リーガエスパニョーラのセビージャ戦ではベンチから全試合を見守り、PSG戦では全試合に復帰した後、グラナダでの勝利にも参加できなかった。
つまり、リーグ戦で2試合連続出場なしというのは、日本人選手のキャリアでは非常に珍しいことなのだ。(続く)