久保建英、先発期待のチュニジア戦「相手1枚くらいなら余裕」 攻撃陣“牽引”の役割果たす「僕は主役になるつもり」
2023/10/16(月)

「(トップ下なら)トルコ戦は良かったですけど、個人としてはすごく疲れた。やることが多かったですし、そういった意味でできれば前の仕事に専念したいかな。もっと前で受けたり。トルコ戦は結構下がって受ける場面も多かったので、もうちょっとタスクを前に維持できれば。うしろの選手を信頼して持っていけたらいいのかなと思います」


久保建英は“10番ポジション”が似合う。鍵はボランチのサポート。いかに前向きにプレーさせるか。守田英正も確信「あいつは前にいたがるし、そのほうが活きる」
2023/10/19(木)

9月12日のトルコ戦は同じシステム、同じポジションから幅広く攻撃に関わり、久保が攻撃の中心にも見えた。
ただ、久保自身は「トルコ戦はすごく疲れたし、やることが多かったので。できればもっと前で仕事をできるようにしたい」と語っていた。

チュニジア戦は、中盤のファーストセットとも言える遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティング)がダブルボランチを組んで、正三角形の頂点である久保を後ろから支える構図となった。

守田は「彼には前を向いてほしいし、トルコ戦で結構勘違いされてたけど、あいつは前にいたがるし、そのほうが活きる。
だけど、後ろが持てないなと思ったら、下りるしかないと思って降りてくる」と語る。

「そこは僕たちをどれぐらい信頼してくれてるかで、あいつのポジショニングとかプレーは変わる。
後ろの僕自身も持てると思って前に出させてますけど、タケがちょっと脇に半分ぐらい下りてくれるから上がれましたし、
僕が脇を取るからタケが10番のところ(トップ下の位置)で受けれましたし、特に後半はその形をお互いに作れた」

久保が“10番ポジション”とも呼ばれるトップ下に入る場合、
いかにボランチが久保を下げさせずに、前向きにプレーさせるかが鍵を握るのは確かだ。