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今シーズンの最終戦となるブンデスリーガ第34節が27日に行われ、8位フランクフルトと5位フライブルクが対戦した。

ホーム最終戦となるフランクフルトと、チャンピオンズリーグの出場権がかかるフライブルクが最終節で激突した。フランクフルトは、キャプテンマークを巻く長谷部誠と今季限りでの退団が決まっている鎌田大地がともにスタメン入り。一方、フライブルクは堂安律が3試合連続の先発となった。

序盤は拮抗した展開の中でも、フランクフルトがうまくコントロールしながら試合を進めていく。長谷部誠を中心としたDF陣から的確に縦パスが入れば、ボランチに入った鎌田大地がうまく受けて前線へ。相手の立ち位置を突きながらチャンスを創出していった。

一方、フライブルクは、なかなか相手のビルドアップを封鎖できなかったが、ゴール前で集中した守備を披露。攻撃時には相手のウイングバックの裏を巧みに使うことで、ラインを押し上げながら攻撃を展開した。

互いにチャンスがありながら得点が生まれなかった中で、試合が動いたのは44分だった。右サイドの深い位置をフライブルクが突くと、堂安のパスを受けたロランド・シャッライが左足でゴール方向にクロス。これを大外からペナルティーエリア内に侵入したヴィンチェンツォ・グリフォが押し込み、フライブルクが先制して前半を折り返した。

後半はどちらもなかなかチャンスが作れないジリジリとした展開が続く。79分にはフランクフルトにチャンス。ゴール前でランダル・コロ・ムアニにシュートチャンスが訪れたが、ここはマルク・フレッケンが好セーブを見せて防いだ。

このチャンスをきっかけに勢いを増したフランクフルトは83分、ついに試合を振り出しに戻す。右サイドからの鎌田のクロスを沈めたのはコロ・ムアニ。ファーサイドよりに飛んだボールを力強いヘディングで押し込み、フランクフルトが同点に追いついた。

これで一気に試合がオープンになると、フランクフルトは90分に途中出場のディナ・エビンベが決めて逆転に成功。そのまま試合を終えたフランクフルトが2-1で逆転勝利を飾り、フライブルクは5位フィニッシュでCL出場権を逃す形となった。