森保ジャパン、収穫に乏しい3月シリーズに ブラジルメディアが指摘「W杯以降チームが改善されていない」
3/29(水)

3月シリーズを1分1敗で終えたなかで、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)からの上積みが見られなかったと分析している。

「グローボ・エスポルチ」は、「三笘はレギュラーになるべき理由を示し、チームのスター選手、最も影響力のある選手としての地位を確立しつつある。伊東はその逆サイドで同様に脅威となり得る」
と、三笘と伊東という中心選手を評価。

そのうえで、カタールW杯の主力以外には収穫が少なかったと見ている。

「日本代表はW杯以降、チームが改善されていないという印象のまま代表ウィークを終えることになった。
吉田(麻也)、冨安(健洋)、谷口(彰悟)を欠いた守備はより不安定になった。
(GK)シュミット・ダニエルは悪くはなかったが、ポジションを確保したと言えるほど良くもなかった。
キーパーソンとなるべき鎌田(大地)は控えめなパフォーマンスが続いている。
1トップの状況も改善されず、浅野(拓磨)の無駄なプレー時間が増えてしまった。
唯一、ストライカーとして上田(綺世)がポジティブなパフォーマンスだったが、それでもゴールは決められなかった」