江戸時代中期
関西:北前航路が拓かれ、北海道の上質な昆布が直接大阪へ
皇族や公家、頭脳労働者が多かった為にさらに旨味に対する食文化を追求し昇華していく
関東:脳筋の肉体労働者が集まる為、塩分が必要
その為濃口の塩辛い味が好まれる
出汁文化は伝わっているものの昆布の旨みが感じられず、なんとなくしょっぱい鰹節が好まれる
残念ながらこの頃にはまだ出汁によるグルタミン酸の旨味に気付いていない

江戸時代後期
関西:数々の日本料理を生み出していき日本全国に食文化を広げていく
関東:基本受け身で関西の食文化を受け入れる
やっとグルタミン酸の旨味がなんとなくわかりはじめる
やっと関東人ご自慢の江戸前寿司誕生
醤油をべちゃべちゃ付けて食う
てやんでぃw

まぁこんな感じで、関西人は奈良時代(710年頃)からグルタミン酸の旨みを感じ、家庭料理にも出汁を使ってきた
一方、関東でその旨み成分に気づき始めたのは江戸も後期(1790年頃)になってから
約1000年にも渡る食文化の開きは、そりゃなかなか覆すことはできませんわなw
さらに関東ローム層からの水は硬水の為、出汁が出にくい
だから関東人は出汁の旨みを感じ取る味蕾が未発達なのよw
醤油からしかグルタミン酸を感じることが出来ず、関西のうどんをしょっぱいとか薄いとか感じてしまうのはこのせいw